説経師の集まりである布教師会の会があった。場所は、伊勢市古市の大林寺さんにて。
古市は、外宮と内宮の間にある地域のこと。お伊勢参りでは、必ず通過するという場所で、江戸時代には賑わったとのこと。古市には、遊郭があったが、油屋で起こった事件を元に、歌舞伎『伊勢音頭恋寝刃』(いせおんどこいのねたば)が公演されて評判を呼んだという話を聞いた。その関係者の墓が、大林寺にあるというので、参拝をしてきた。
さて、勉強会では皇學館大学の櫻木名誉教授の講演や、木遣りの縁起があった。
神仏混交の一例として、松尾芭蕉の「神垣や思ひもかけず涅槃像」という句の話が合ったが、伊勢市のアーケードには、この俳句があったのでパチリ。