あるところで、「マイホーム坊さん」のことに触れたことがある。
古希を迎える私は、お寺の仕事を最優先にしてきた。頼まれた仕事は断らない、何があっても仕事を第一にしてきた(つもり)。
だが、若い僧侶の中には、家庭第一としている人もいる。ある青年僧に夕方から始まる法事で来てもらった。その後、会食を用意いていたのだが、子どもを風呂に入れる時間ですからと、帰っていった。法要後のお斎をいただくのも、僧侶の仕事【供養】だと思っていた私には、びっくり。マイホーム優先にしている世代がいる。これを私は「マイホーム坊さん」と呼んでいる。
しかし、家族の苦労を省みずに、動いてきた私が本当によかったのか、考えさせられる。動いているときは、確かに応援をしてくれていたが、いつの間にか独りよがりになっていたのかもしれない。
古希を迎える私は、お寺の仕事を最優先にしてきた。頼まれた仕事は断らない、何があっても仕事を第一にしてきた(つもり)。
だが、若い僧侶の中には、家庭第一としている人もいる。ある青年僧に夕方から始まる法事で来てもらった。その後、会食を用意いていたのだが、子どもを風呂に入れる時間ですからと、帰っていった。法要後のお斎をいただくのも、僧侶の仕事【供養】だと思っていた私には、びっくり。マイホーム優先にしている世代がいる。これを私は「マイホーム坊さん」と呼んでいる。
しかし、家族の苦労を省みずに、動いてきた私が本当によかったのか、考えさせられる。動いているときは、確かに応援をしてくれていたが、いつの間にか独りよがりになっていたのかもしれない。