★ 200日移動平均線でみる、NYダウと日経平均株価（日足チャート）

連日、NYダウは下落が続いており、この4日間で約500ドル近い（-488.76）下落となっている。もちろん、何日下落が続くのかと言う点もきになるところではあるが、今注目してもらいたいのは、日足チャートに移動平均線をかけたときに、200日移動平均線が目前に迫っているということだ。

現在まで、NYダウは、史上最高値を更新、更新と「いったい、どこまで更新するのだろう？」というところにあった。それだけに、今回の下落も今までの上昇続きの調整相場と考えられている。

ところが、このまま、200日移動平均線を割るようだと、調整安の範囲を外れてしまう印象となってしまう可能性がある。

仮に、調整安の範囲を超えた下落という印象となったら、株の市場だけの問題ではなくなる可能性もあるので、為替や商品市場を中心にやっているという投資家の方も注意して、みておくにこしたことはないだろう。

一方、日経平均株価においては、NYダウの上昇・上昇の場面でも　なかなか上昇しなかった出遅れ感からか、現在はNYダウの大幅下落とは違った印象となっている。

今日で3日続落とはなっているが、下げ渋りをにおわせており、3日間で-171.73円程度の下落。移動平均線でみても、短期線（9日）をやや割り込んだだけにとどまっている。

今後の株価の動向は、注目どころだろう。