● NY金、続落
週明け23日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物中心限月4月物は前週末終値比4.10ドル安の1オンス=1200.80ドルと続落 して取引を終了しました。朝方は軟調に推移しました。
20日のユーロ圏財務相会合で、ギリシャ金融支援の延長について基本合意し、同国の財政破綻のリスク はひとまず回避されました。このため、安全な資産確保手段としての金買いが一服し、早朝の時間外電子取引では、1200ドルを割り込 み1190.60ドルをつけました。 外為市場ではこの後、予想を下回る米中古住宅販売統計を手掛かりにドルが対ユーロで反落しましたが、ドル建てで取引される金相 場の割高感が薄れ、買い戻しが活発化しました。 相場はプラス圏に浮上し1210.30ドルの高値を付けましたた。ただ、春節(旧正月)に伴う中国勢の不在もあり、追随買いに乏しい展開 となり、引け際には上げ幅を削り、再びマイナス圏に沈みました。 市場の関心は、24、25両日に行われるイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言に向いています。
● NY白金、 続落
週明け23日のNY白金先物相場4月限は前週末終値比6.60ドル安の1オンス=1162.90ドルと続落して取引を終了しました。
ドル高・原油高、米住宅販売減少で一時1155.50ドルまで下落しました。また、ドル反落などで1172.60ドルまで切り返す場面もみられま したが、金の反落などで戻り売りが優勢になり、マイナスサイドに転落しました。
※上記内容は、弊社ホームページ(http://www.hoxsin.co.jp/)【先物最新トピックス】やTwitter(https://twitter.com/hoxsincx)でもご覧頂けます。このレポートは将来の見通しの適確性、あるいは収益性を保証するものではありません。各トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。このレポートの筆者も発行人も金融、あるいは商品市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。先物、あるいはオプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます