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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

占ってみた 鴻海の日産株取得は実現できるか

こんにちは南仙台の父です。
日産とホンダの経営統合は白紙となり、日産は生き残りのための次の戦略
が必要となる事態となりました。
元々経営統合が難しいのではという意見も多く、結果としては企業文化の
大きな違いが白紙となった原因でした。
ただ、日産を取り巻く環境は厳しく、鴻海が日産株の取得を目指して動い
ているとの情報もあって、ルノーが持つ日産株の取り扱いにも注目が集ま
っていました。
EVへの進出を目指す鴻海にとっては日産の存在は大きく、破格のコストで
取得できることもあって、このところは鴻海の動きも活発化していました。
果たして鴻海は日産を手中に収めることはできるのでしょうか。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、皇帝のカードの正位置が出ています。
皇帝のカードの正位置は支配や安定、行動力や防御といった意味がありま
す。
鴻海はかなり強気の姿勢で臨んでくることは間違いありません。
日産も企業体質から自社に有利な条件を提示してくることは間違いないの
で、かなりの紆余曲折も予想されます。
日本政府も元々は日産の立て直しのためにホンダとの経営統合を後押しし
た経緯もあっただけに、日産を立て直すための要件に合えばOKを出す可能
性は十分にあります。
一部で日産のEVにおける開発力の低下を指摘する声もありますが、鴻海が
欲しいのは技術そのものというよりも、ファンダリーとしての基盤技術の
方だと思います。
従って、仮に今の時点で遅れがあったとしてもそれほど鴻海としては気に
してはいないのが実態でしょう。
最近は政府もTSMCによる国内ファンダリーの構築など、従来とは異なる
戦略を進めています。
日産と政府との関係性は戦前から続いていることもあって、準国策企業と
しての意味合いも強いところがあります。
日産を無くさないという前提で鴻海の株式取得と日産の立て直しは十分に
妥協の範囲には入っていると思います。

次に環境条件ですが、世界のカードの正位置が出ています。
世界のカードの正位置は成就や完成、完全や攻略、理想や制覇といった意
味があります。
日産にとってはフリーハンドも持った経営の確保は望むところであり、鴻
海も欲しいのは自動車生産基盤です。
両者にはホンダとは違って補完関係もあります。
もちろん、日産の経営改善が大きなテーマであることは変わりないので、
工場関連のリストラ推進や開発リソースのシフトといった形は更に進めら
れることが前提になります。
日産も従来のような体制は維持できないのが実態であり、かなり限定的な
開発分野への特定と集中を進めることが求められます。
その方向性は鴻海が求めるところとはあまり齟齬はなく、考え方によって
はホンダを含めて他の自動車メーカーよりも相性は良いでしょう。
政府も日産を立て直すことが目的にあるので、結果として立て直せれば特
に文句もありません。
日産ファンには残念な結果になりますが、自動車開発の方向性を変えて生
き残りを図る戦略が明確化することになります。
理想を追求する形での方向性になるため、かなりの分野が切り捨てられる
ことにはなります。
ただ、新たな形で提案される可能性もあるので、そうしたものが受け入れ
られれば日産の企業価値は高まります。
いずれにしても日産には選択と集中、その選択肢を大きく左右する強い力
が必要となります。
鴻海が株式の多くを持つことによる効果は決して日産にとっては悪い結果
とはならない感じもします。
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