こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
トランプ氏が政権運営の準備を進める中で、トランプ氏が前任中に果たすこ
とができなかったノーベル平和賞の受賞に今回も意欲を持っているとの話も
あります。
今回もウクライナ情勢や中東情勢などトランプ氏が積極的に乗り込む姿勢を
持とうとする場が豊富にあります。
前回は朝鮮半島でうまくいかずノーベル平和賞を手にすることはできません
でしたが、今回は最後のチャンスということで虎視眈々と狙っている雰囲気
もあります。
ただ、国際情勢は簡単に解決できるわけではなく、地政学的な力が複雑に関
わって構成されていることもあって、一度解決したに見えて再び問題化する
という事例も数多くありました。
果たしてトランプ氏は在任中にノーベル平和賞を受賞することができるので
しょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、愚者のカードの正位置が出ています。
愚者のカードの正位置は型破りや純粋、可能性や発想力、熱狂や冒険といっ
た意味があります。
かなり可能性があるといっても良いと思います。
トランプ氏はほとんど国際的な常識には囚われることもなく、自分の認識だ
けで事を進めることができ、自分の考える善悪のみで政策決定します。
そういった意味では地政学的なリスクや課題といった観点ではなく、自分の
思うやり方と結果で行動を起こすところが大きな特長です。
従って、中東情勢についてはロシアや中国、更に欧州の思惑とは関係なく、
自分の考え方で押し通すだけのマインドがあります。
もし、可能性があるとすればカーター大統領と同様に中東の和平・停戦を目
指すことが受賞に大きく寄与します。
中東情勢はロシアが大きく関わっており、イスラエルを支援はしながらも自
分の利益のためにはイスラエルにも強い姿勢を出せるトランプ氏が様々な形
でディールを行うことで大きく動かす余地があります。
ただ、恒久的な平和を意味するものではないので、あくまでも短期的な和平
の実現といった意味になります。
ただ、こうした短期的な和平であっても現状は難しい面もあるので、これが
成功すれば大きく評価を受けることになります。
ウクライナ情勢はロシアが直接の利益に適う場所になるので、こちらは妥協
を求めることは難しく、ロシアも一旦は領土野心を納めても再び侵攻に出て
来るのは間違いないので、こちらでの受賞は難しいでしょう。
次に環境条件ですが、隠者のカードの逆位置が出ています。
隠者のカードの逆位置は陰湿や消極的、無計画や誤解、邪推や劣等感、黒幕
や閉鎖性といった意味があります。
カギを握るのはロシアでしょう。
ロシアもこれ以上は経済制裁を継続されることは望んでおらず、トランプ氏
就任は絶好の機会と捉えています。
ウクライナでは面子を潰されない程度の譲歩であれば、その対価として中東
での協力を水面下で行うことは妥協できる範囲にはなります。
また、ロシアを抑えることで原油価格の安定化を図れればサウジアラビアな
どもある程度は納得でき、イランやイスラエルもこれ以上は激化を望んでは
いないので、かなりチャンスにはあります。
ただ、狡猾なメンツが揃う中で交渉をすることは簡単ではありません。
トランプ氏は揺らぐことなく判断できても、果たして周囲のスタッフが彼の
意志を通してディールを継続できるかが課題になります。
そのための戦略や舞台裏の工作、黒幕となる人たちとの表裏での対応、様々
な対応がカギとなります。
今回はイエスマンをずらりと並べて布陣で臨む新政権が押し通しきるだけの
タフさを発揮できるかがトランプ氏のノーベル文学賞受賞を握っているとい
っても良いと思います。