こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
このところ企業の倒産が増加しています。
理由は様々ですが、人件費や原価・燃料高騰による影響、人手不足、優遇税
制や補助金終了、一時的なブームの終焉など色々ありますが、業種によって
は構造的な不況に悩む企業も増えています。
2024年が終わって2025年に変わろうとする中で、今後も中小企業の倒産は
増えることになるのでし
ょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、恋人のカードの逆位置が出ています。
恋人のカードの逆位置は空回りや空虚、関係の破綻や迷いといった意味があ
ります。
経済環境は今後も国際的な規模で厳しい状況を迎えていきます。
また、一部余剰資金としてダブついたお金も設備投資には回らず、相変わら
ず金融投資などに循環していく流れが顕著になります。
一部では更に設備投資を増やして増産基調を考える動きもありますが、結果
としてはあまり意味のない投資に変わるリスクもあります。
日本に限っていえば今後もインフレによる価格高騰と人件費・人手不足など
の要素が大きく関わり、残念ながら自力のない企業は倒産せざるを得ない状
況になります。
これは大手も同様で、今後もリストラの追加実施であったり、ファンドへの
事業の売却、M&Aによる買収などが続きます。
また、船井電機のような企業犯罪的な破綻なども増えていき、経済分野への
犯罪組織の加担なども多くなっていきます。
全体的にお金がないわけではない中で、市場に流通するお金が拡大再生産に
使われないという実態は続いていき、役割のないお金や死んだお金が今後も
増えていくことになります。
お金をうまく活用すれば悪いスパイラルを脱することができますが、残念な
がら守りの意識が強過ぎてなかなかうまくいかない状況が続きます。
次に環境条件ですが、太陽のカードの正位置が出ています。
太陽のカードの正位置は成功や誕生、物質的な幸福や幸運、満足や祝福とい
った意味があります。
太陽のカードのはエネルギーや活気を表すカードです。
そもそもエネルギーや活気に欠ける状況にあるので、こうしたものが絶対的
に不足していることを暗示しています。
現状維持や現状をこまねいている時間はなく、新たな成長を目指す戦略を人
口減や高齢化が進む中での戦略として考えることが必要でしょう。
外国人による就労増加といった単純な視点ではなく、人口が小さくなる中で
効率化や高付加を得られる戦略に転換すべきということを表します。
お金が有効に使われない実態は右肩上がりを前提とした成長戦略の結果に過
ぎません。
未だにこの手段に拘る層も多いのが先頃の総選挙でもありました。
時代が変わって、今までの考え方が意味を為さず、維持のためにお金を使う
方向から成長のためにお金を使う方向に変えざるを得ません。
今までの既得権益構造をどう打破するのかが問われる中で、大企業も含めて
足下の考え方を改めないとこの傾向は続きます。
これからも国際的に低成長の時代が続くことになります。
今までと同じ発想では意味がないことを前提に考え直すべきでしょう。