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南仙台の父・hrperficioの占いと運気のブログ

占ってみた BRICSは非ドル決済共通通貨発行に合意できるか

こんにちは南仙台の父です。
BRICSへの加盟国が増えている中で、国際経済でのBRICSの占める地位も徐
々に重みを増しています。
特に中国は人民元を決済通貨とする動きを強めています。
ロシアもドルが使えない中でルーブル決済に集中していますが、国際的な信
用も弱いのが実態です。
インドなども経済発展で力をつける中で、多くの国が自国に有利な決済条件
を求める傾向は今後も強まります。
そんな中で中国が非ドル決済の中でBRICS共通通貨の意欲を示しているとも
いわれ、苦しい状況のロシアなども同調するのではないかという見方もある
ようです。
米国は非ドル決済の現実性や実現への拒否に意欲を見せています。
果たしてBRICSは非ドル決済を目指した共通通貨発行に合意することはでき
るのでしょうか。

写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、世界のカードの逆位置が出ています。
世界のカードの逆位置は衰退や低迷、調和の崩壊や不調といった意味があり
ます。
おそらく米国の意向というよりも、BRICS内での政治力学によって実現には
壁があるといったことが正しいのかもしれません。
世界のカードは完成や全体、成就や理想といった意味を持ちます。
中国の考え方はインドなどからの反発を招きやすい点もあり、ロシアもまだ
まだ紛争が解決できない状況もあるので、自身の思惑とは別に中国に引きず
られるところには抵抗感もあります。
新興国の新規加盟国も中国に通貨安定の軸を握られることには不安感もある
ため、調整に大きな手間や問題が生じてうまくいかないという結果に終わる
のではないでしょうか。
EUがユーロを統一通貨とした際も英国がその時点では統合を見送り、その他
の国でも経済面の実態からユーロが通貨となっていない地域もあります。
通過を統合化したり、共通化することは概念だけでもかなりパワーが必要な
話であり、各国の思惑がドロドロした環境もあって達成には大きな障害があ
まりにも多き過ぎるということになるでしょう。

次に環境条件ですが、力のカードの逆位置が出ています。
力のカードの逆位置は甘えや人任せ、身勝手や無気力といった意味がありま
す。
各国が自分だけに優位な環境を目指す傾向の強いBRICSにおいては、統合を
目指すだけの求心力がないのが大きな穴となります。
中国を牽制するインドの存在もあり、ロシアも中国とは通貨決済に関しては
結果として一線を引く形になります。
ユーロでも仏独の共通理解が一番の課題となっていましたが、これにかなり
の時間の要して結果として達成しました。
色々な面で対立の大きかった仏独の協調は今では当たり前となったものの、
過去の歴史的な経緯もあって簡単には進みませんでした。
BRICSもこれと同じような形となりますが、共通的な政治・経済価値観を有
する仏独と、権威主義的な方向性も強く自我を剥き出しにするBRICS構成国
ではその差も大きいのが歴然です。
実現はゼロではありませんが、かなり難しいことは間違いありません。
その中で重要なのが協調する考え方や忍耐強く交渉する環境になります。
自国優先を大きく掲げる今の実情ではこれらは望める状況ではありません。
どの国もドル支配から逃れたい欲望はあるものの、結果としては自国通貨の
影響力強化だけが目的になっています。
現時点では難しいだけでなく、形的に実現できたとしても違反行為が横行す
ることで影響力を発揮できることもないでしょう。
難しいというよりも実現性がほとんどないというのが実態かもしれません。

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