占ってみた 今年の冬の電力事情

今回は状況の変化があるかどうか、今年の冬の電力事情を再度占ってみま
した。
インフレやエネルギー事情、社会情勢など複雑な要因で電力コストも上が
り、家庭用の電気料金もどんどん上がっています。
それに対して電力供給は厳しい状況にあり、冬の天候しだいでは社会リス
クになりかねません。
今年の冬は夏の傾向が異なったこともあって、ここ何年間の中では比較的
雪は多くならないようです。
ただ、晴れる日が多いだけに夜間の気温が低くなって、暖房の電力需給の
逼迫が見込まれます。
そんな今年に冬の電力事情を占ってみました。

写真が占いの結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。

まず結果ですが、皇帝のカードの逆位置が出ています。
皇帝のカードの逆位置は、横暴や傲慢、身勝手や独断、意志薄弱や無責任
といった意味があります。
皇帝のカード自体が権力を表すカードです。
政府の対応が後手に回ってかなり需給逼迫となるようです。
また、場合によっては企業に対する電力消費の抑制が要請されるかもしれ
ません。
冬の寒さは厳しいために暖房を使用する機会は増えます。
特に夜間については厳しくなりそうです。
こうした状況は我慢できない状況下では致し方ありません。
おそらく海外では死者が出るような状況もあります。
政府も原発再稼働を決めるなど手は打ち始めていますが、即効性はないの
で暫くは厳しい状況になるでしょう。
ブラックアウトまで至るようなことはなさそうですが、日々逼迫した状況
が続くのは間違いなさそうです。

次に環境条件ですが、力のカードの逆位置が出ています。
力のカードの逆位置は、無気力や人任せ、優柔不断や身勝手、八つ当たり
といった意味があります。
致し方ありませんが、個々の節電に頼るしかないことを意味します。
抜本的な解消は難しく、これは日本だけではありません。
世界中の課題になっていて、今のところはどう需給調整を行っていくかが
課題となります。
国によっては計画停電となったり、民間主体の場所ではブラックアウトも
起きるかもしれません。
エネルギーの取り合いもありますが、抜本的に電力供給能力が足らない、
災害などの突発的な問題で思うような対応ができず、個々の対応に任され
ることを暗示しています。

雪の心配は日本に限ってはあまりないようですが、ドカ雪のような大雪が
全く心配ない訳ではありません。
こうした被害は送電能力へ影響していき、広域の停電に繋がります。
寒さは全国的に厳しくなるので、無理して暖房を入れないことは健康面の
影響が大きくなります。
抜本的な解決は難しいので、ここしばらくは個々の節電だけが頼りになる
でしょう。