こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
パリ五輪まで残り日数も少なくなりましたが、各競技・選手とも五輪に向け
た調整を行っています。
そんな中で期待されるのが陸上男子の日本記録です。
日本でもトレーニング方法の見直しや高地でのトレーニング、海外での競技
エントリーを積極的に行ってきた結果として、長年に渡って立ちはだかった
10秒の壁を破る選手が出始めてきました。
今は400mリレーでは世界の強豪ともある程度戦えるだけの層の厚さになっ
てきました。
さて、五輪も開催される中で選手たちはコンディションを上げる中で日本記
録の更新はされることになるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、運命の輪のカードの逆位置が出ています。
運命の輪のカードの逆位置は急激な悪化やすれ違い、危機やアクシデント、
悪循環や浪費といった意味があります。
今年に限っていえば記録更新は難しく、選手たちのコンディションも芳しい
状態ではないようです。
したがって、五輪を含めて今年行われる競技会・レースでの日本記録更新は
難しいと思います。
コンディションの良くない状況はこれから更に悪くなっていくように感じ、
五輪から今年の秋にかけて行われる競技会やレースでも思ったような力を出
すことができません。
また、メダルの期待のかかるリレーでも連携の悪さなどが生じて、思ったよ
うに結果が出せないといった形になりそうです。
日本選手たちにとっては今年はあまり相性が良くないようですが、来年以降
は状況が少し改善していきそうなので、数年先には記録更新も望めるように
なるかもしれません。
次に環境条件ですが、正義のカードの正位置が出ています。
正義のカードの正位置は公正や公平、均衡や善意、両立や平等、正当性や理
性といった意味があります。
かなりプレッシャーのかかる中での競技であり、他の選手たちもコンディシ
ョンを上げてくる中ではプレッシャーはより強くかかっていきます。
重要なのはそうした過度な緊張感を緩められる環境であったり、コンディシ
ョンを上げる中での不安などをどう払拭するかになります。
また、メディアによる取材や否応なしに目に入ってくるSNSのコメントなど
も選手たちにとっては残念な障害となります。
まず選手が万全の状態で競技に臨めるような環境を整えることは結果だけで
なく、選手たちの今後にとっても大きなものとなります。
一つの結果に一喜一憂することなく、一つの結果として捉えるように心がけ
ることも重要でしょう。
かなり難しい結果となりますが、一時的な結果であり選手のすべてではない
ことも事実です。
周囲もそのあたりはしっかりと認識して選手たちに過度な意識を持たせない
ことがこれからの競技でも大事になります。
試練として捉えて次に繋げられるような取り組みを行うことが大事になりま
す。