こんにちは南仙台の父(hrperficio)です。
今回は任天堂の次期ゲーム機を取り上げてみました。
既にSwitchが市場投入されてから6年程度が経過しており、時期ハードの噂
も色々な形で出回っています。
任天堂も時期ハードの存在は否定しておらず、社内で開発が続けられている
ことは間違いありません。
最近はゲームを取り巻く環境も激変し、新型コロナウイルスなどの環境状況
もあってゲーム機の評価は少し視点が変わっています。
スマホの高性能化や今後更に伝送容量の高規格化が意図される中で、ゲーム
機にも大きな変革が求められているのも事実です。
さて、任天堂は時期ゲーム機をビジネスとして成功させることはできるので
しょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、死のカードの正位置が出ています。
死のカードの正位置は停止や終末、終局や清算、決着や消滅、悪い転機や損
失といった意味があります。
様々な角度から読み取ることができますが、環境条件のカードから読み取れ
ばゲーム機や市場そのものが変質して、単独のゲーム機自体の優位性が更に
崩れていき、市場から消滅しかねない状況にあることを意味します。
これはSwitch後継機に限ったことではなく、据え置き機であるPSシリーズ
やX-BOXにも当てはまる話です。
携帯機であればスマホとの競争になりますが、誰もがスマホを持つ中ではゲ
ーム機まで持つような文化が廃れるのは致し方ありません。
これは据え置き機がネット+高機能PCに凌駕されるのと同じです。
また、コンテンツそのものが海外主体になっていき、更に5G・6Gレベルの
通信プロトコルに追従できるものでなければ競争力は出ない中、価格が大幅
に上昇することは間違いありません。
また、Switchの当初のコンセプトであった、携帯・据え置きのハイブリッド
性もPCとスマホが連携する動きがある中では難しいかもしれません。
ゲーム機が単独で成立する条件がどんどん失われ、ネットワーク中心の構成
に移行せざるを得ないのは仕方ないかもしれません。
したがって、ハードが出たとしても長くは続かず、結果としてはビジネスが
不調に終わり、ハードとして終焉を迎えることになることを意味します。
場合によっては社会環境から任天堂がハード発売を断念することもあるでし
ょう。
これは任天堂だけでなく、SONYやMicrosoftも同じです。
次に環境条件ですが、愚者のカードの逆位置が出ています。
愚者のカードの逆位置は軽率やわがまま、消極的や焦り、夢想や愚行、振出
しといった意味があります。
愚者のカードは始まりや冒険といった意味があります。
元々が愚者のカードが示すワードを任天堂が形として具現化して市場に出し
て、それが大きく成長したのがゲーム機ビジネスでした。
今は大きな利益をもたらすコンテンツが海外に集中し、日本や任天堂の優位
性を出せる状況ではなくなっています。
そうした中では今後ネットワーク接続を重視したゲームの特性を考えると、
スマホやPCとの連携を通じた環境は絶対条件になります。
車と同様に今までのハードウェア思考が大きく崩れる形になります。
任天堂でなければならないビジネスが打開の道筋となりますが、もし任天堂
が世界で戦うとなれば独自のコンテンツをどれだけ生み出し、それを幅広く
提供することで貢献することに限定されていくでしょう。
任天堂には大きな有力コンテンツがあります。
これらを軸にして、更に新しいコンテンツを創造できるかがカギとなります。
これは既にゲーム機ビジネスを続けるための戦略ではなく、任天堂がビジネ
スを続けるための施策となるでしょう。
おそらく、任天堂が今の延長線上を望むのであれば、確実に任天堂そのもの
の終焉も近づきます。
任天堂が社会情勢をどう見抜き、任天堂でなけれな出せないビジネスシーン
をどう作り上げていくか、これが大きな課題となりそうです。