どーも、タナカです。引退ブログにあったように、石田さんと澤田さんには本当にお世話になりました。
今、「そういや、北大柔道部にブログなんてあったよなァ」と思い立ち、同時に電撃が走るようにブログ当番の存在を思い出しました。
すみません・・また書き忘れました。これまで、一度も当番通りに書けたことが無いのは、偏に私のだらしなさのせいです。
國次がチョウザメのレポートを脇に置きながらブログを書いている姿を想像しただけで、自分の怠慢が本当に情けなく思えてきます。
はい、ということで3つ書きます。
①恋への憧れが病的に伝染している北大柔道部について!
昨日、ドストエフスキーが柔道場に来た際に幾らか言葉を残していったので紹介します。田中裕人訳です。私の言葉ではありません。
どうしたことか! 見渡してみれば、まるで「大学生である今のうちに恋愛しなければ!」という虚妄に憑りつかれているが如く、女との出会いを焦って求める男どもばかりではないか! 私には彼らがどうしても病的にしか見えない・・・。恋愛が何だ! 異性と親しく交際することが一体どのような価値をもっているというのか!
恋愛など、一種の社会病である。恋愛とは、「周囲の人がマスクをつけて外出しているから私もマスクをつけなければ」と考えたり、「周囲の人がバレンタインデーにチョコをあげているから私もチョコをあげなければ」と考えたりするような、疾病である。周りを見て煽情されて、規定された「恋愛」をしなければならないと思ってしまっているような、酷くつまらない人間のなんと多いことか!
人間が本来的に異性との出会いを求めるのは性愛によるものであって、決してそのような恋愛によるものではない。恋愛をしたいのであれば、実際、それは性愛の対象にはならないような者と親しく交際することで事足りるはずである。
では、気を取り直して次に。
②いつかは役に立つ、水切り(石切り)のコツ!
この前の朝、柔道部員と豊平川に行きました。水切りはたまーにやったことある程度で殆どできたことのないものでしたが、豊平川で2時間ほど投げ続けていると段々とできるようになり、対岸まで届くぐらいまでは水切りできるようになりました。
コツは、
1.なるべく平べったい石を選ぶ (重さも大事ではある)
2.なるべく低い位置から投げる
3.なるべく投げる前と最中と後の全てにおいて腕を水面に水平にしておく
4.なるべく強く投げる って感じです。途中で肘がじんじんしてきますが、気にせず投げましょう。
どーでもいいですね。はい、次に行きます。
③「男を成長させるものは、なまじの味方との平和よりも、すぐれた敵との激闘の嵐である!!」
今日、藤井と桑村に何人かの部員についての僕の私見を話してみました。
他人に対する評価というものをちゃんと柔道部員に話すのは初めてだったかもしれません。これまで、他人に対する評価を言葉にして話してしまうと今度は自分が相手から批評されるのではないかと怖がっていたためです。ですが、自分が批評されることを恐れてはならず、寧ろこっぴどく批評されなければならないと最近は思うようにもなりました。
これは決してマゾヒズム的欲求を満たすためという訳ではなく、本当の意味で部員同士は競い合うべきだと思えるようになったためです。きっかけとなったのは、「男を成長させるものは、なまじの味方との平和よりも、すぐれた敵との激闘の嵐である!!」という『柔道讃歌』に出てくるセリフです。
「激闘の嵐」なんて毎日のように遭ったらたまったもんでもないですが、そう牧歌的に言ってもいられないかなと思い始めたこの頃です。
では、ここらへんでおしまいにします。