北大柔道部ログ

フランス遠征③

フランス遠征③です。
フランス時間での2/7(4日目)のことについてです。

この日はヴェルサイユのホームステイ先から出発しました。8:15にヴェルサイユの市役所に行き、ヴェルサイユのスポーツ担当の方が歓迎してくれました。
ヴェルサイユの市役所の後はヴェルサイユ宮殿に行きました。日本から来た柔道家たちっていうことでなかなかのVIP待遇をしてくれました。一般人なら入れないところを案内してくれました。


ヴェルサイユ宮殿です。二階のバルコニーで王様や王妃が出てきて演説したりしていたらしいです。


この時計は当時からのものでまだ動いてます。ただの時計だけでなく、何日なのかや月の満ち欠けも正確に教えてくれる時計です。上の球体部分は当時分かっていた分の惑星の周回軌道の様子が示されており、当時のフランスの科学技術の高さを表しております。


豪華なパイプオルガンがありました。ここも普通の人だと入れないところでした。


これが有名な鏡の間というところです。
鏡の間から見える庭園も美しかったです。
日本庭園のような自然美を生み出すような庭園も良いですが、フランスのような人工美の庭園も美しく思います。

ヴェルサイユ宮殿を見た後は昼食を取って宮殿の隣にある馬小屋を見に行きました。ここは完全に一般人は入れない場所でしたが、特別に入れてもらいました。

馬が訓練してました。今でも馬術の芸をしているらしいです。


馬小屋でご飯食べてます。かわいいです。

馬小屋の隣に馬車の博物館がありました。


その後買い物に行ったりしたのちに街の道場に練習に行きました。
この道場は昨日の道場よりも広く、大人のクラスでは若者からお年寄りまで40人ぐらいいました。女性も何人かいました。
練習の半分以上が寝技で、紅白帯のおじいちゃん先生がトレアナパスの仕方や担ぎ、インバーテットなどをみんなに教えており、よく知っているなーと思いながら見ておりました。多分七帝柔道出身者に習ったのかなー?って思いました。
練習後にガイドの方に聞いたのですが、フランスでは寝技がブームになっているようです。理由の一つには七帝選手のフランス派遣や、ブラジリアン柔術の浸透があるようです。その影響もあって寝技を長く見る様にルール改定があったらしいです。

フランス人にしてみれば、日本から柔道家が来るっていうだけでかなり凄いことらしく(僕は子供たちにサインや写真を求められました。僕なんかでいいのかな…?って思いましたが 笑)、特に七帝の選手たちの様な人がまったく知らない目新しい寝技の技術を教えに来たらすぐにとっつく様です。
意外なところで七帝柔道のフランス遠征の効果を確認できてしまいました。

七帝柔道の選手をフランスに派遣し、フランスで寝技を広めることにより、国際的にも寝技が広まると七帝柔道界がより知られる様になり発展につながるかもしれないという可能性を見つけることができました。 

練習後はまた懇親会があり、ホームステイ先の家に帰りました。
この日もとても充実した楽しい1日でした。

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コメント一覧

藤田
寝技の練習多くて都合がいいね
Unknown
子供からお年寄までみんな柔道を楽しみながらやっている感じが伝わってきます。
体調に気をつけて頑張ってください!
JICAで僕を海外に派遣してくれたら、柔道と農学の2つを指導できるから安上がりなんだけどなぁ。
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