HUQ's Blog

HUQの日記

初乗り

2008年01月02日 22時47分18秒 | サイクリング

 初乗りは、初尽くし。

 初物にはトラブルが憑き、もとい、付きもの。

  • assos airPlus.LL にはパッドが付いてなかった!盲点。とりあえず、DeMarch の夏用パンツを中に着込む
  • SPINERGY FULL CARBON STALTH PBO を装着したら、従来の BONTRAGER Race XXX Lite に比べ、リアのスプロケが丁度1枚分内側にずれてるらしく、12T 時に HI 側にチェーン脱落。リアディレーラで調整
  • やたらブレーキの効きが悪い。BONTRAGER のカーボンリム用ブレーキパッドは、SPINERGY のカーボンリムには合わないのか?
  • 左足のシューズカバーのジッパーが、走行中にどんどんずり下がって開いちゃう。assos thermax のジッパーは、取っ手を下に向けるとロックされて降りなくなる仕組みらしい
  • 天候は晴時々曇りと良好なるも、風速5~6m/s。横から突風を受けたディープリムの怖さを味わう

 ま、どれも大したトラブルではなかったけれども。

 

 リアディレーラの調整、車体の右側でリアタイヤを前に見るように立ち、サドルの先端を右肩に担いぐと、やり易いことを発見。

 

 assos の winter plus クラスの冬ウェア、流石の防寒性能。無風時に約 50km/h 程度出したときの向かい風に相当するような寒風も、完全に遮断。それでいて、汗をかいてもウェアが体に張り付くことはなし。

 

 シューズカバーの恩恵も始めて体感。これはイイ。実にイイw

 通勤時に履いてるランニングシューズを覆えるようなシューズカバーも、買っておいたが良さそう。

 

 ディープリムの効用は…今日のような風の強い日は、正直微妙。

 復路で追い風の時と、完全に正面からの向かい風のときは、ローハイトの BONTRAGER Race XXX Lite に比べ漕ぎやすいように感じた。

 しかし、走行中に真横から突風を受けると、簡単にハンドルを取られてしまう。曲がる、というより、車体全体が突然 20cm ほど風下側へスライドするような感覚。結構怖い。思わずハンドルをがっつり握りしめてしまい、腱鞘炎気味に。

 今日ぐらいの風なら、リア側が「もってかれる」ことは無かったけれど、大晦日~元旦にかけての風速12m/sっつ嵐の日にゃ、リアごともってかれそうw

 風速4~5m/sを超える日は、ローハイトリムのホイールを使った方が安全。

 ましてディスクなんて…風速2~3m/s でも怖くて使えないww

 

 PBO(ザイロン)スポークの乗り心地は、ある意味期待はずれ。

 爪弾くと弦を弾くように振動するから、路面の凹凸を感じないぐらいの制震性を期待してたけれど…バキバキに割れたアスファルトの上では、派手に振動が伝わってくる。

 ただ、路面からの突き上げ感はほとんど感じない。唐突な大きな突き上げも、居眠り防止白線のような連続する細かい振動も、全て「芯のない、速いだけの振動」に変換されるような感覚。

 荒れた道でも、サドルから尻を浮かせて走っていれば、手足に伝わってくる振動は車体のコントロールの妨げになるものではない。

 停車からの加速感は良好。Race XXX Lite に比べればホイール重量が重いこともあり、僅かに漕ぎ出しが重く感じられるものの、加速は orca のもつ「踏んだ分だけケイデンスが上がっていく」感触を味わえる。確かに、これならヒルクライムもこなせると思う。むしろ僅かに重い分、20%級の激しい登坂では前輪が浮きにくくて、酸欠で重心コントロールがうまくできなくなったときに漕ぎやすいかも。

 「ロングライド向け」と思ってたけど、かなり、「レース向け」の味付けなホイールかも。


落合公園にて。
ディープリム、やっぱ似合うなぁ。


木漏れ日


ふれあい緑道には埴輪がいっぱい


冬の空


落合公園と朝宮公園を結ぶ、ふれあい緑道


朝宮公園から、八田川沿いに庄内川へ


洗堰緑地にて


庄内緑地公園に到着


庄内緑地公園内のサイクリングロードにて


カモメの舞う夕暮れ


池まわりの花畑は休耕中


大噴水も、真冬はお休み


芝は青々


あたたかい冬の陽


さぁ、帰ろう


冬蛍

 


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふんふん (ま☆)
2008-01-03 02:04:31
噴水してない噴水って寂しい…
色んなイミで…w
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Unknown (ヒグヲ)
2008-01-03 02:27:51
おお、キレイな写真。センスいいなあ。
しかし派手なホイールですねw盗難注意っすね。

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Unknown (HUQ)
2008-01-03 08:40:34
>色んなイミで…w
 寂しくジョボジョボ出てるぐらいならいっそ…w

>おお、キレイな写真。センスいいなあ。
 ありがとうございます~庄内緑地公園はキレイで撮り甲斐あります。

>しかし派手なホイールですねw盗難注意っすね。
 派手ですよねー(^^; フレームの "ORBRA" と同じくデカいロゴで、ウルサイぐらい。(^^;;
 帰宅したら即、室内保管です。
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室内保管ということは (Jan)
2008-01-03 13:31:56
そもそも中国とかでは使えん代物ですな

街で屋外は痰唾と埃にまみれてますから、外に晒したものを屋内に迂闊に持ち込みたくないです。ビョーキになりそう。
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Unknown (HUQ)
2008-01-03 17:14:48
あーそりゃムリかも。

布団とかどうしてます?外に干すんですか?
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Unknown (shin2)
2008-01-03 23:44:13
本年もよろしくお願いします。
しかし・・・スポークって金属じゃないんですね・・
すごい!まさにスポークを張るって感じです。
お値段びっくりです!!はははっ。。。
ホイールだけで僕の3台のバイク買えそうです・・・。
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素材の可能性 (HUQ)
2008-01-04 00:45:35
 長らく「鉄」だったスポークも、近年では色んな素材を試してるようです。鉄スポーク以上の強度を保ったまま、軽量化と快適性を実現しようとしているようです。

 昨秋は MAVIV の R-SYS(前後セット18万9000円)でフルカーボンスポークが使われましたし、同社コスミックカーボンアルチメイト(前後セット40万円)ではカーボンスポーク+カーボンフロントリム/アルミリアリムの組み合わせ。
 LIGHTWEIGHT の Standard G2 では STEALTH 同様、PBO のスポークを使ってます。

 Lew Racing の PRO VT-1 では、ホウ素&カーボンコンポジット、という耳慣れない組み合わせです。ホウ素は単体で安定して存在する軽い半金属元素で、ダイヤモンドに次ぐ硬度があります。カーボンと貼り合わせで使ってるのかな?なんと、リム高42.8mmもありながら、重量は前後合わせて880gだとか。驚異的~
 お値段も驚異的で、前後セットで79万8000円だそうでw

 新素材スポーク使ったホイールでは、LIGHTWEIGHT のものが完成度高いそうです。お値段も完成してて、前後セットで49万円w でも同価格帯のカンパの BORA より、確実に「上」の完成度だとか。

 SPINERGY は以前から PBO スポークのホイールを出してましたが、この STEALTH では「レースにも使える剛性」を押し出してるんだとか。

 各社ハイエンドで頑張ってるようですが、それでもまだまだ「鉄」スポークは今後も末永く生き残りそうです。硬度も粘りも焼き加減一つで自由自在。加工も容易。鉄は偉大です。
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