ここんとこ、毎日陽は出ているものの、ぼんやりとしたお天気。
黄砂みたいな感じ。
もっとこう、スカッと抜けた「天高く~」な秋空を見たいんだがなぁ。
とはいえ、柔らかい光も、それはそれで良し。
いつものくりの木ランチへ昼飯食いに出向いてみれば、ホールは小学生のケーキ作り教室で貸し切りになっていて(´・ω・`)ショボーン
ま、こんな日もあるさ。
外で鶏糞の芳しい薫りを嗅ぎながら、揚げたてのコロッケと串カツ、それに濃い豆乳の昼飯。コロッケは特に旨い。サクッとした揚がり加減に加え、ジャガイモの崩れ残りの歯応えと、微かな挽肉の薫りが堪らない。
3週間前に買っていた妻への退院祝いのフルーツケーキが、来週月曜に賞味期限を迎えてしまう。ホントは出産の日に持っていくつもりだったのだが、うっかり忘れてしまったのだ。
新しいフルーツケーキを買う。
古いのはこの週末に、自分で食べるとしよう。
順調にいけば週明けには母子共に退院の予定だったのだが、娘の新生児黄疸が少しだけキツ目で、少しだけ退院が伸びてしまった。
妻が送ってくれた写メを見るとなるほど、顔の上半分が黄色いように見える。いや、ホワイトバランスがどうとかいう問題ではなく。
新生児黄疸自体は、蒙古斑同様、モンゴロイドによくある症状だが、酷すぎると脳に後遺症が残ることもあり、また命に関わることもある。娘の症状は治療が必要かどうか、微妙なところだったらしいが、先生は大事をとって治療を開始してくれた。
妻は、産んで間もない娘が点滴を受ける姿にショックを受けたらしい。電話口で取り乱す妻を、「ごく普通のことだから。大丈夫。」と落ち着かせる。看護師さん達も、産後間もない精神的に不安定な時期にある妻を気遣い、元気づけてくれているようだ。
聞いた話から判断するに、いい病院だ。
一服した後、再び大草の山を下りる。
黄金色だった稲穂は刈り取られ、切り株が整然と並んでいる。
淡いモノトーンの空と、藁を敷き詰めた田圃。
先々週の出張三昧週間で増えてしまった体重を元に戻すべく、帰り道で少し距離を稼ぐ。
遊、カミハギに寄り、自転車用のチャイルドシートなぞを物色する。
妻と娘と3人で、土日の昼下がりにのんびり庄内川沿いをサイクリングする様を脳裏に浮かべながら。
そんな話は数年早い、ってのは百も承知。
積載重量22kgまで、のなかなか良さそうなのを発見。シートチューブで固定するヤツで、後輪を両側から挟み込んで回転を防止している。勿論、シートベルト付き。
店を出て、R41沿いに庄内川まで南下。
庄内緑地公園をグルッと一周回って帰ることにする。
まだ午後4時前だというのに、庄内川は黄金色に染まっていた。
川沿いに咲くススキの穂を間近で観察すると、穂の上に一粒一粒の「花」があることを再認識させられた。
この春からイネ花粉の花粉症になってしまった妻からすれば、イヤな光景かもしれない。
花粉症と言えば、今年のセイタカアワダチソウの広がり具合は物凄い。
これまでススキ野原だったところが、一面真っ黄色に塗り替えられてしまっている。
ここのススキの一群も、来年は彼らに占拠されてしまうのかもしれない。
しかしそれでも、きっと、ススキが滅びてしまうことはないのだろう。
努力と偶然で生き残る。それが雑草の逞しさだ。
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むしろ自転車に直付けするより、軽く感じるかも。
…どっちにせよ、坂は軽く死ねるだろなーw
でも、ココに書いてある「ベビーカーとしてご利用」はしたくないような、公共交通機関的には不可能なような…w