それは突然頭の片隅で。
そう言えば。。
昨日の夜だったか一昨日だったか。。
ブロ友さんにそんな話聞いたなぁくらいで
その話を含めて検討した無作為の数字。
朝起きれば。。当然の様に忘れている。
時刻は18時25分。
帰りにスーパーへ買い出しに寄った。
無性に半熟卵を乗せた焼きそばが食べたくて。
入り口隣には俄かに光る場所。
その中に女性が1人佇む。
これは。。恋❓
ではなく。
『買っとく❓』
確かに私には聞こえたのだ。
どうやら女性。。ではない様だ。
その女性と目が合う。
当然の様に初対面である。
女性は一瞬で私から目をそらし。
そそくさと片付けを始めた。
『ヤベ。。急がなきゃ』
なぜその衝動に駆られたのかは分からない。
でも確かに聞こえたのだ。
きれいに削られ、適度に先端が丸く、
塗り潰しやすいエンピツを手にとった。
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イマイチ書き方も買い方も分からず。
本当は5日分、それぞれの日に合わせて選んだ数字を塗り込み渡したつもりだった。
1枚の千円札を握りしめて。
傲慢なのか、
私が断れないと知っていたのか。
偏見のカケラもない
笑顔で女性は私にこう言った。
『二千円になります✨』
2日分の夢と交換に2枚の千円札を
帰り支度を進めていた手を止めた笑顔の女性と小さな穴から受け渡し行う。
『当たりますように✨』
二千円。。。
なぜ買ってしまったのか。。
いまさら遅い。
これはきっと。。
つづく