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自称発達障がいの母から生まれた私のこと

2022-09-04 18:27:46 | 日記
よくしゃべり
よく歌い
大人の宴会や結婚式
当時は大勢集まり賑やかで
いつも引っ張り出されて歌っていた
オハコは園まり、必須アイテムの風呂敷を
腰に巻き、頭にかぶり
マイクを離さず司会もやったというから
これが3歳のとき
大人に褒められ 調子に乗ってたね

母はそんなわが子をどうみていたのだろうか

祖母が徒歩で保育園の送迎は
大変だということで
当時開園間もないカトリックの幼稚園に
入園した。
マイクロバスが家の前まで来てくれた
立って乗ってることもしょっちゅうで
荒っぽい時代だったな

よく行きたくないと ごねていた
そういう時は
朝 おまじないだと言って
正露丸を1粒飲まされて送り出された
それが嫌で自ら鼓舞して行ったかも

行ってからも
何かと理由をつけて事務室でサボりたがった
お弁当が週3回あとは
コッペパンに赤いウインナーが挟まっている
日と、ナポリタンが挟まってる日と
決まっていた
お弁当は茶色だった
ある日、例によって事務室でサボっていて
お昼にお弁当を開けると
煮物の竹輪が2本とササギがのってた
あの絵は忘れられない
ジャングル大帝レオの絵の蓋を開けた途端
私はシクシク泣き出した
担任の先生が 美味しそうだよ と
慰めてくれた
交換しようかと言ってくれたが
それはしなかった

年中組の時に 弟が生まれた
男の子の誕生に みんなが喜んだ
ジェンダーの違いを おぼろげながら
初めて認識していた

その頃だったと思う
不安定だったんだな
父が作ってくれたお弁当は
センスがあった
日の丸弁当だからな って持たされて
蓋を開けたら
薄焼き卵を敷き詰めた真ん中に
魚肉ソーセージの輪切りがひとつ
なるほど
日の丸で ある
卵焼きの味は子供にはしょっぱかった
呑兵衛だたからだろうか
そんなわけで騙されて
父を特別なものを感じてた

また、明日お願いします
少し長くなりました
写真は薤の花と小さなむし



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