一緒に旅をしてきた猫たちも記しておきたいが、でも、自分がこの老婆から生まれた
それは変えられない事実で
私が両親を選んで生まれてきた、ということ
しなくてもよい苦労を
子供時代を過ごし
いや、マイワールドをもった
一人遊びの好きな
だからそれほど嫌な思いもせず
こういうもんだと
肯定と諦めで言い聞かせていたのかも
しれない
母は小学校の教員をしていた
志があったわけでもなく
激動の変化の昭和中期に
様々な縁からその職を得た
私は公務員の父の母
おばあちゃんに日中預けられ
小学校まで父の実家を住所として育った
生まれる日の2週間前から産前休暇をとり
生まれて1ヶ月後には
職場に復帰した
当時はどんな時代だったのか
制度も整備されてなかったとはいえ
後ろ髪引かれる思いは
全くなかったようである
まだ生まれたての私はどう育ったのか…
60歳そこそこで後家さんになった祖母に
どうやら両親は私を押し付け
2人とも仕事にばく進していたようだ
うちは貧乏だから
働かなきゃ生きていけないから
それが母の口癖だった気がする
子供にわがままを言わせない
手っ取り早い言葉である
全て、それで飲み込んできた気がする
だからおばあちゃんに育てられて
居場所があって、よかった
続きは明日にします
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