ホテルのマッサージを頼んでみた話

先日、ちょっと名古屋まで行ってきまして

しかも一人旅

いや、正確に言うと名古屋で友達に会うから、
名古屋までの移動だけ一人旅

っても実は、もう3年ほど連続で、この時期に名古屋に行ってる私

何しにいっているかと言うと、
ちょうどこの時期に、名古屋の瀬戸で「せともの祭り」というのがあって、

友人がその瀬戸で瀬戸物を作っているので、
作ったものを見せてもらいに工房に行ったり



お店回ったり絵付け体験をしたり


名古屋の特産物なんかを食べてまったりして…
ということを毎年一泊二日でをしているんです


でも実は今回、先日仕事でお世話になった
名古屋の知り合いの方に会う予定があったので、
例年より1日多めの、二泊三日で名古屋旅行をして来たんです

。。。。

そう。で、その際にですね。
その際、ワタクシ人生初の

「ビジネスホテルに一人宿泊」

ってやつをしてきまして


とは言っても、実際会社の出張で一人で泊まることはあったんけど、
でもチェックインからチェックアウトまで、
全くもって一人ってのはさすがに初


「大丈夫かな…？　迷ったり絡まれたりしないかな…」
とか、一応いい歳して不安になってみたりしてはみたけど
当たり前ながら、全然絡まれたりもなければ
もうまったくと言っていいくらい
スムーズにホテルに着き、
サクッとチェックインも済み、お部屋に通してもらい

「まぁそうだよね。
　緊張とかしてたけど、意外とこんなもんだよね。」

と思いつつ、荷物を置いて
ベッドでゴロゴロぐだぐだと携帯をいじっていると
だんだん一人という
何もない空間にだんだんテンションが
上がって参りまして（謎）


しかも宿泊したビジネスホテルには
有線なんかが付いちゃってるもんだから
勢い余って、懐かしき1990年～2000年の曲とかを流して
ウキウキ一人カラオケ気分 in24時（大迷惑）。

あー、もう小室とかビジュアル系とかスピッツとか当時の曲は最高だわ～
高校から20歳までの曲って本当たまらないわー
てか本当一人旅楽しいわー…とどんどんテンションが上がっていた私。
（完全に深夜の変なノリになってる）


すると、ふとベッドサイドにあった
「ルームマッサージ45分 5,000円」
 
の文字に目が止まりまして。

なるほど、5,000円か

普通のマッサージよりはちょっと高いけど、
でも今日一日かなり歩いて、荷物もって移動して疲れたしな…。

うーん、これはマッサージ頼んじゃう？
ほら、自分へのご褒美（便利な言葉）ってことで、
あとは癒されるだけ癒されて、そのまま寝るって天国じゃない？

と甘い誘惑を自分の中で勝手に繰り返し。


…
ということで、これまた勢い余って人生初の
「ルームマッサージ」を頼んでしまいました。 


で、まずはマッサージ師さんが来る前に、
終わったらそのまま速攻寝れるようにと
メイクもしっかり落とし、歯も磨き、寝る支度万全



そして数分後、待ちに待ったマッサージ師さんが登場

パッと見は、少々年期の入った恰幅のいいおばさま…という
イメージの方。

うん、この人ならしっかりツボ押してくれそうだな～
と期待に胸を膨らませていると、入ってきて早々一言目に

「この部屋、暑くないですか？
　　　　クーラー付けないですか？」と。

え…いや、私的には結構適温なんだけど。。

と思いつつ、何となく空気に押され、
「あ、じゃあ付けますか？」と言ってしまった私 


そして薄ら寒い空気とイヤな予感が押し寄せる中、
マッサージが始まりました



そう、まさにそのイヤな予感はしっかり的中


施術がスタートしたまさかのその瞬間から、
他のお客さんの悪口が始まったんです。


もう耳を疑いましたね。
なぜに数ある会話の中からそれですかと

もっと天気の話でも仕事の話でも何でもいいから、
他の話があるでしょうと


でももうハイスピードでずっとその話を続けるおばさま。
そしてマッサージは後半に差し掛かり、そのあとに始まるのは
自分の離婚の話と息子さんの話。

確かにね、絶対大変だったと思うよ。
だって女で一人でお仕事して、息子さん育てて、
息子さんになかなか愛情も注ぐことができなくって色々すれ違ってさ。

んで、そんな中色んなお客さんいるもんね。
そりゃあ愚痴も言いたくなるよね。

何だったら、もう時間も時間で寝ぼけてる私には
おばさまの話が「いつみても波瀾万丈」の再現VTRとなって
脳内で再生されてるもんね。うん。

なるほど、なるほど、そうですか…
そうですね…と相づちを打ちつつ、、


……いや、待てよ？
でもさ、やっぱりここでその話言うのはさ…
なしでしょ

。。。。

そんな感じで45分あった施術時間。
どう計算しても、30分は彼女の人生波瀾万丈話でした

しかもね。しかも最悪話のことは我慢するとしてさ。
それ以外にどうしても許せないことがあってさ。

それがね…。
話してる間マッサージがほぼ片手のみ
なんですよ

。。。

いやぁ～…びっくりしましたよ。
ホテルのマッサージ⇒気持ちいい⇒そのまま爆睡
の私のプランは水の泡になりましたよ

…

ということで何だか腑に落ちない気持ち満々のまま
その後おばさまが帰ったあとは、
クーラーを止めて、ヒーリングミュージックをかけつつ眠り、
次の日は美味しい小倉トーストを食べて、

友達に会いに行きました

うーん、こんなことってあるんですね。。

つい一人宿泊にテンションが上がり、
12時前だというのに有線カラオケとかしていた
バチが当たったんですかね…（隣の部屋の方、本当にすいません）


と、なんだかどこにぶつけていいのか分からない
モヤモヤだけが残ってしまったので、
「もうルームマッサージは頼まないぞ」
という誓いを残すために、ここに書き記しておくことにしました


あ、でも名古屋（瀬戸）はとっても楽しかったです
あと人生で初めてひつまぶしを食べたのですが、


こんなにうなぎってパリッとしてるのか
というくらい、たまらなく美味しかったです

うん、色々あったけど、また来年名古屋こよーっと。
 
ではまったくオチなしの話になってしまいましたが…
今日はこの辺で～ 

  【応援】きっとマッサージが上手いホテルもあると思うけど、怖くてもう頼めない