今週は日曜日入り。いつものサービスアパートについてから後輩とお客さんの現場をもう一度見て回ることにした。その途上、とある市外バスターミナルの近所で見慣れた色のバスを見つけた。白いボディーにオレンジ色の斜めライン、東京のリムジンバスと一緒だ。
東京のリムジンバスは最近微妙に塗装を変えて、斜めラインの後ろがグラデーションになっている。
↓東京空港交通バス↓
このグラデーションもそっくりになっていて、芸が細かい(笑)。
なんだかんだといって、日本のものが大好きな隣国。調べてみるとさまざまなものがまねされている。まぁ、バスの塗装ぐらいだと東京空港交通会社には余り被害はないのだろうけれど、市場をそれで食われちゃうと厳しいと思う。日本も模倣から入って成長したことは事実だから、韓国にも模倣をオリジナルに変換する力量を期待したい。
とはいうものの、このところのお客さんとの付き合いで感じるのは「プロセスはどうでも良いから結果が欲しい」という近視眼的な視点。「考え方を教えて欲しいのではない、答えを教えて欲しい」といっているように聞こえる。もともと「パリパリ」というようにせっかちなところに向けて、米国式のMBA経営法が流行しているので、ますます結果を重視する風潮が蔓延しているようだ。
隣同士なのに、風土がぜんぜん違うのだと改めて認識したのだった。
ところで、このバスに乗ったらこのまま成田空港にいけちゃうのかな?