宿替えした翌日の夕方。備え付けのランドリーで洗濯も終わり、晩御飯を食べに行こうかと後輩を誘う。いつもの横丁と反対方向で探してみることになり、うろつく。何軒かよさそうな店があったが、そのうちの一軒の魚料理屋へ入ることに。後輩が「アグチムを食べたい」と言い出したので頼むことに。「アグ」とはアンコウのこと。「チム」とは蒸したモノのことらしい。蒸しアンコウが出てくるのね。
さてその料理が運ばれてきた。なんだかとても赤い。蒸したものの上に唐辛子のソースがかかっている、というより唐辛子で煮込んだような状態になっている。一口つまんでみる。辛い。火が出るような辛さ。淡白なアンコウの味はどこへ行ってしまったのか。3回と箸がつけられず、敢無く敗退。しかも後から辛味が増してくる。しょうがないので、一緒になっているもやしにも手を出すが、同様に辛い。
辛いものが平気な後輩も、さすがに半分も食べられなかったようだ(もちろん二人で一皿シェアした)。
さすがにもう、ごめんなさいといった状況でお会計。魚は高いらしく、久しぶりに一人1000円ぐらいになってしまった。・・・参りました。(大野課長風)