朝。前日にファミマで見つけた「AじゃなくてもEじゃないか」こと札幌開拓使麦酒を飲みつつ、テレビを見ていてびっくり。
なんと、昨夜の地震で東北新幹線に被害で運休とか。また、常磐道が土砂崩れで通行止め。最初は昼過ぎの高速バスでいわきまで直行しようと考えていたのだがこのあおりで運休らしい。そこで、夕方遅くなってしまうが、16時台の特急ひたちをえきねっとで購入。さて、チェックアウトして4時間ぐらいどうしようか。取り急ぎ仙台駅に情報収集に向かうと、なんと、特急ひたちは仙台～いわき間が全便運休とのこと。昼過ぎに普通電車が運行開始のはずだったがこれも見通しが立たないとのこと。これはまずい！ということで、高速バスターミナルへ。福島経由でいわきに向かうことにした。
すでに高速バスターミナルは長蛇の列。びっくりしたが、盛岡行の列でちょっとホッとする。福島行には比較的前の方に並ぶことができた。暫く経つと福島行もこのように列が伸びていた。
広瀬通一番町バス停で補助席まで入れてほぼ満席に。それでも積み残しはなくなんとかバスは福島に向かう。県境の国見峠を通りかかると、並行する東北本線にコンテナ貨物列車が止まっていた。昨夜から止まったままなのだろうか。となると機関士はどうしているのだろうか。
ほぼ時刻通り福島駅東口に到着。JRが全方向で止まっているのでバス停には人がごった返していて、バス会社の人が案内に立っていた。
降りて、福島交通の人にいわき行は混んでますか？ときくと、福島交通で聞いてくださいとのこと。あ、JRバスの人だった。制服が変わって雰囲気が似てたので間違えた。そこで、窓口の方に近づいていくと、今度は福島交通のお姉さん。聞くと、東京への脱出ルートになっていて、午前中の便はほぼ満席だったとのこと。早めに並んでくださいね、と言われた。
つぎのいわき行は16時発で2時間弱時間がある。福島市に週末居残っていた仕事仲間に連絡するとちょうどオフィスの被害の状況を見に行ったとのことで、オフィスのそばで落ち合う。せっかくなので昼飲みをしようとしたが、飲み屋はなぜか開いておらず、ラーメン屋「楔」で餃子とチャーシューをつまみに。4月以降のフォーメーションなどについて話を。時間となったので切り上げて、一つ始発よりのバス停へ。
これが大正解。福島駅のターミナルではご覧のような列。
トイレ無しの車両なので、三春PAで休憩。
北海道行きと思われる飛行機の飛行機雲。
いわき駅に到着すると、夕方のひたちで到着した福島組がバス1時間待ちとのことで、夕食をLATOVで一緒にとることに。
彼は今時分が来た道を帰ってゆく。お疲れ様。