お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

東北本線・各駅停車の旅 (2)ちょっと寄り道

2016-06-19 | たび

 宇都宮から乗り換えた電車は黒磯行き。このまま行けば黒磯で次の電車にすぐ乗り継げる。しかし、2駅目の宝積寺で下車。

DSCN1509

DSCN1510

 不思議な駅で、町が補助金を出したのだろう、天井に木工細工。地震で落ちてこないか心配だった。

IMG_2125

 外に出ると、大谷石づくりの蔵。栃木県は大谷石の産地なのだった。そう言えば、各駅のホームも大谷石積みのところが多かった。

IMG_2127

 この駅は、烏山線の分岐駅。大金といっためでたい名前の駅もあるが、それが目的ではない。世にも珍しい蓄電池式電車が一日4往復しているのだ。この電車、宇都宮から烏山まで走るのだが、宇都宮からここ宝積寺までは東北本線の電化区間を走る。ここから分岐して烏山までの往復は電化区間で充電したバッテリーで走るとのこと。それまでのディーゼルカーに比べてCO2も少ないし、加速が良いらしい。
 そうこうしているうちに、烏山からの宇都宮行きがやってきた。電車のくせにパンタグラフを上げていない。

DSCN1512

 ね。

DSCN1514

 駅に停車してドアが開くのとほぼ同時にパンタグラフが上がり、架線からの給電が可能に。ここからは架線からの電力で走ると同時に、バッテリーにも充電するとのこと。

DSCN1515

 動画もアップしておく。

 この手の電車はJR九州の筑豊本線・若松=折尾間や東日本の男鹿線でも計画されているそうな。地上設備が少なくて済む分、普及が進むかも知れないな。
 この電車を見送って、こちらはさらに下り電車に乗る。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。