お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

東北本線・各駅停車の旅 (3)交流・直流

2016-06-19 | たび

 宝積寺駅でバッテリー付き電車AccumことEV-E301系を見送って、次の下り電車に乗る。これも京葉崩れの205系だ。

IMG_2129

 那須野が原に向かって徐々に標高が高くなる。この辺も東北本線の難所のひとつだったようだ。そして、終点黒磯に到着。ここは直流電化区間の終点。そして、この駅から先は交流電化区間になる。もちろん、常磐線にも筑波エクルプレスにもこういう場所はあるのだが、ここの特徴は、黒磯駅の構内は交流も直流も両方通電できること。

IMG_2133

 改札口には、かつて使われていた行き先表示がモニュメントになっている。

DSCN1522

DSCN1524

 この駅までが「宇都宮線」。横浜や大船の行き先表示があるのはおそらくここが最北だろう。そういえば、高校時代に使っていた藤沢駅(改築前)では、平塚、小田原、名古屋、大阪方面と書かれていたっけ。

DSCN1526

 これが交流2万ボルトと直流1,500ボルトを切り替えて停車中の線路に電気を供給するスイッチ。かつては、すべての列車が停車し、機関車を交換したり、交直両用車は電源を切り替えたという。北斗星やカシオペアが走らなくなった今、貨物列車だけがこの駅を跨いでゆく。

DSCN1530

 ローカル電車はこの駅ですべて乗り換え。ホームも片隅に移って、「東北本線」表示になる。

IMG_2131

 悪評高い「走ルンです・交流」こと701系電車。東北地方に新風を吹き込んだはずなのだが、なにせ旅情に欠ける。

IMG_2132

 このワンマンカーに乗って、郡山に向かおう。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。