いつもの場所は遥か彼方に
夏休みと言わず、長期の休みにはマイル稼ぎも兼ねて海外に行くことが多かった。夏は9月に取って、誕生日付近にビーチリゾートに行くことのが毎年の習慣。ところが今年はコロナ禍。連続して休みを取るモチベーションはどこか遠くへ行ってしまった。そこで5日間の休みを分散して取ることに。その初日は8月28日にしたのだった。
前日の27日木曜日。6時前に職場を出て、自腹で取ったホテルにチェックイン。荷物をおいたらすぐに夜明け市場の「和歌」へ。店の前へ行くと、ちょうど前回お目にかかった常連さんが出てくるところだった。またお目にかかりましょう。
軽く飲んでいただく。ここの女将さんはホテルの厨房にもいたとのことで、何でもできるスーパーウーマン。しかも地元産の美味しい野菜や魚を出してくれるのですっかり気に入ってしまった。
まずはトマトジュースがちょっと入った「夜明けハイボール」でスタート。
おばんざい三種類。かぼちゃ、仙台牛すき焼き、そしてモロヘイヤのおひたし。これだけでも本当に美味しい。
しばらく客は一人だったが、女性の二人連れがやってきた。この方々もかなりインパクトが有る方たちで、話も楽しい。この店のお客さんは皆さん個性強い人ばかり。
もう一杯は女将さんお手製のハスカップ酵素ジュース割。ハスカップの実を漬け込んで作ったジュースを焼酎とソーダで割ったものとのこと。
その後は宿に戻って爆睡。
休み当日は仙台へ
朝寝坊して朝食時間ギリギリに食堂へ。おかずもなかなかバラエティに富んでいて、定宿にも引けを取らない。こちらのほうが部屋も広いし、バスルームもきれいなので引っ越してもいいかなと思えるくらい。
各駅停車で移動しようと思っていたのだが、同僚からヘルプがかかり資料作成。だいたい出来上がったところでチェックアウトし、駅に向かう。この時間から仙台に向かうのは上野駅を8時に出発した特急。
車内でももうすこし資料を作ろうかと思ったのだが、あまりに天気が良いので車窓を眺めることに。
帰還困難区域にかかって、封鎖されている道路も多く見られるようになった。それでも川は流れている。
復興のための道路も作られている。
こちらの方の遠くには発電所がある、はず。
浪江駅につくころに、ウトウトとし始めて、結局目が冷めたのは東北本線に合流してからだった。
仙台駅に到着
仙台に到着したのは昼過ぎ。ランチという気分でもなかったので、スターバックスへ。そこで資料の残りを片付けて、同僚にお繰り返した。
チェックイン後は部屋でゴロゴロ。夕方に安倍首相の辞任会見があってさらにダラダラ。結局夕食はホテルの夜鳴きそばとなった。
何もしない夏休みその1、終了。