お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

UA883便

2005-03-08 | ソウルな日々


 機内へと入る。ジャンボジェットじゃなくてボーイング777らしいので、平屋建て。前のほうはファーストクラスで入り口のあたりがビジネスクラスだ。6列なので広々。しかも、前が壁になっているので足元も十分に広い。めったに乗らない自分にこんな席をくれるとは、UAも太っ腹だ。荷物を上にしまい、ウェルカムドリンクなどをいただいて出発を待つ。隣には、アジア系の老紳士が乗ってくる。
 自分が韓国の入国カードの書き込みをはじめたのを見て、書こうとするのだがペンの持ち合わせがないようだ。「お使いになりますか?」「??」どうやら日本人ではない模様。英語をつなぎ合わせてペンを貸すことに。これがきっかけで四方山話が始まる。Oさんという米国在住の韓国人で、久しぶりの里帰りらしい。ソウル近郊に息子一家が住んでいるという。
 この時間の成田は離陸に時間がかかる。40分ぐらいかかってようやく飛び立つ。
 さすがにビジネスクラス、機内サービスもバナナ一本のエコノミーとはずいぶん違う。ドリンクに続いて、軽食としてオードブル風のすしが出された。この間もずっとO氏が話しかけてくる。仕事は何をしているのか、ソウルには何しに行くのかなどなど…。久しぶりに英語をしゃべっているので頭がしびれる(笑)。食事が終わり、TVも見ようかと思ったのだが、それでも話は途切れない。家族のこと、アメリカのこと、韓国のことなど。 寝るに寝られないし、困ったのだが、相手は地球の反対側から飛んできて元気なのだからしょうがない。とことん付き合うことに。
 20時過ぎに仁川空港に到着する。「お気をつけて」といって分かれようとするが、一緒に入国審査、荷物ピックアップまでお付き合いする羽目に。
 で、バスで行くというので、バス停も一緒に探すことに。可楽市場行きだという。バスの系統番号とバス停番号が混乱しているようだ。5A乗り場から609番である。ロビーへ戻り、バスのチケットを買ってここでお別れと思うが、「写真を撮ろう」と言うことになり、近くにいた空港職員にカメラを渡す。
 さすがにちょっと辟易気味だったが、韓国人の人懐っこさが良くわかったフライトだった。さーて、A4番からKALの1番でホテルに向かおう。

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