ハートヤイ駅で買い物を
乗り継ぎのバンコク行き特急列車は最新型の中国製。食堂車もついているというのだが、念のために飲み物と食べ物を仕入れるため、駅前のロビンソンデパートに向かう。ロビンソンにはつきもののTopsマーケットで水とスナックを買い込んで駅に戻る。
駅は国鉄の南部の拠点だけあって立派。広い操車場も付いていて、新幹線ができる前の仙台か盛岡かといった様子だろうか。
ホームにも立派な駅名標。左側にはこれから乗るバンコク行き特急が止まっている。
ホームの外側には蒸気機関車。244号と書いてある。
1等寝台で豪華に
そして、こちらが本日のお宿、バンコク行き特急32列車。機関車につながれた堂々17両編成。1・2等寝台特急列車だ。
入口の行き先表示はタイ文字とアルファベットが交互に表示される。
今回は張り込んで1等車にしてみた。2人用の個室。それでもバンコクまでは約1,800バーツと日本では考えられないくらい安い。
入口の扉。脇にはモニターが付いている。扉の案内図にあるように、12室しかない。日本のオロネ25が21m級で14室であることを考えると、少しどころの余裕ではない。
モニターには現在位置の他、時刻表、通過予定時刻、スピードメーター(なくても良いのに)、トイレやシャワールームの空き状況が表示される。
洗面台。上の鏡の内側にはコップや水が収納されている。
水もフアランポーン駅のラベルの特製品だった。
シャワー室が付いている。バスタオルを借りられる。
だんだんと暮れなずんでゆくハジャイ駅。
車両の廊下はこんな感じ。日本よりも少し狭いかな。椅子もないし。
まもなく発車。
ステップは可動式になっている。
では出発進行
列車はしずしずと出発。すると、食堂車からオーダーを取りに来た。夕ご飯はぶっかけ飯のセット。部屋まで届けてくれるのだそうだ。しばらく経つとディナータイム。味気ないパックではあるけれど、
開けるとちゃんとしたタイ飯。味もまずまず。当然街中よりはずっと高い。
食べ終わって、乗務員さんにベッドメークをしてもらう。そうそう、電源は窓際のランプのところにACユニバーサルタイプが、物入れ横のコントロールパネルにUSBが付いている。一人利用だと4箇所の電源が使えることになるね。
夜のしじまのなんと饒舌なことでしょう。真っ暗な中を走るので、やることはほとんどない。ブログを書いたりしているうちにお休みなさい。