今回のタイトルは、戊辰戦争の時に薩長主体の新政府軍が東北を蔑んで使ったといわれる言葉だ。白河の席から北側は、一山ひっくるめて百文ぐらいの下地しかないというのだ。
黒磯から乗り換えたワンマン電車。かつての特急街道は、コンテナ街道に変わっている。たまにすれ違うローカル電車も当方と同じワンマンカーだったりする。
無人駅が多いのか、ちゃんと?運賃箱も備え付けられている。
急に山奥になって、坂道を上っていく電車。そして白河に到着。白河までは中学生の時に在来線で来たことがあるが、ここからは昼間通るのは初めて。(夜行では急行津軽で通ったことがある)
ここからも、微妙にアップダウンを繰り返しながら、小さな駅にこまめに停まっていく。
小一時間乗って、鉄道工場が見え、常磐線でかわいそうな目に遭っていたスーパーひたちのどんがらを見たあとに郡山駅に到着。隣のホームには会津若松行き。
立食いそばでもあれば食べたかったが、どうやら改札の外らしい。20分の乗り換え時間では無理そうだったので、そのまま福島行きの普通電車に。
4両編成で前2両は701、後は最新型のE721型だったので、すかさず後に。シートがボックスシートでちょうど良い。
ここからは40分ほどで福島駅に。途中、戦後国鉄3大事件の現場のひとつ、松川を通過する。大きな慰霊塔が目に入った。
E721の車内の風景。こうなると、E233とあまり変わりないね。
福島駅に到着。
寄り道込みで、6時間の旅、無事に終了。