仕事で能登半島の七尾に行ってきた。能登は高校3年生の夏休み以来●十年ぶりだ。
昨夜の最終便で金沢に入る。久しぶりの金沢だ。駅前のバスターミナルに着くと、夜行バスが出発を待っていた。行き先を見ると横浜方面とある。よく見るとその先戸塚、大船、鎌倉方面だとか。そんなほうまでバスがあるんだね。
ホテルにチェックインすると10時を回っていた。東京での仕事のドタバタも加わって、外に夕食を食べに行くどころの騒ぎではなく、結局ホテルのサービスの夜鳴きそばを食べただけだった。
今朝はしっかりと朝食をいただく。北陸の味満載である。
チェックアウトして電車で移動。そういえば高校生の時は電車じゃなくて急行ディーゼルカーだったな。やはりローカル線、対向列車待ちで時間がかかる。いちばん参ったのは、七尾の一駅手前で対向列車待ち7分停車だった。結局1時間半かかって到着。高校生の時は七尾で降りずにそのまま輪島まで行ったのだっけ。七尾線も穴水から先はなくなってしまったし、能登線も跡形もない。
仕事は順調に終わって、せっかくなのでちょっとだけ街歩き。一本杉通りというかつての繁華街。古い町並みも一部残っており結構楽しかった。
寿司屋で定食をいただく。ボリュームたっぷりだった。おなかいっぱいになって700円。丸の内の食堂も見習ってほしいものだ。
帰りは特急。1時台は特急が2本もあるくせに普通が走ってない。快適に1時間で金沢に戻った。
若い頃は遠い遠いと思っていた能登。遠いのには変わりないが、仕事で簡単に来てしまう自分に、歳を取ったなと思ったりして。