コロナ禍で人々の移動が激減し、インバウンドも皆無の状況で旅行業は青息吐息。それを救うために企画された宿泊費を補助することで旅行需要を喚起しようというのがGo To Travelキャンペーン。
幻のオリンピック開会式に合わせて設定された4連休の直前から開始されることになっていたが、このところの感染者数の急増で急遽対象が変更された。東京発着が除外され、若者と高齢者の団体旅行の自粛も。
旅行市場最大であり、かつ最大のデスティネーションの一つである東京を外すということは、このキャンペーンの主要部分が除外されたに等しいという人もいる。ちょっと考えてみると感染拡大を予防するために東京を除外するとともに、経済的に立ち行かなくなっている地方を支援している体が取れる。決して悪い判断ではないけれどね。