奥羽線に乗って
JR鷹ノ巣駅から奥羽本線の弘前行きに乗車。東北ローカルおなじみの701系電車。
この道はこの数年間に何回か通った。碇ヶ関辺りでは上下線が大きく離れていた。そして大鰐温泉駅に到着。ここで、弘南鉄道に乗り換える。
次の電車までしばらくあるので、駅前を見物。それにしても、1時間に1本の運転って…。
弘南鉄道の入り口。
駅前には鰐のモニュメント。
こちらはJRの駅舎。
駅前広場の鰐の隣には足湯。
発車時刻が近付いてきたので、弘南のホームに向かう。JRのこ線橋の乗り場案内。奥羽本線は上野というより大阪なんだなぁ。
こ線橋にはこんな表示が。塗りつぶされている2か所は絶対「国鉄」だと思う。
弘南のホーム。行燈式の行き先案内。
駅名標は新しい。
等級のお下がりの7000系。子供のころは東横線の急行や日比谷線直通で活躍していたなぁ。エアコンはなかったけど。
車内。初音ミクのラッピングがされている。
妻面の名盤。「東京急行電鉄」のまま。
地方私鉄の悲哀
時刻になったので出発。ところが、軌道の状態がボロボロで、まったくスピードが上がらない。ありていに言えば、タイ国鉄のメークロン線よりもひどい状態。少しでも動けばレールの継ぎ目でジャンプするような始末。
車庫のある津軽大沢駅。こちらも元東急の6000系が留まっている。
弘前という地方の中核都市の近郊の電車路線、もっと活用されてしかるべきなのだが、朝の1時間を覗き1時間に1往復ずつ。線路はボロボロ、車両もお下がり。ステンレスとはいえ車齢55年、もう限界のはず。
中央弘前駅に到着。何か、もう寿命を迎えつつある私鉄の姿を見たような気がする。
券売機。まるで学食や社食のものと一緒。しかも、大鰐駅では土曜・日曜は稼働していなかった。券売機が稼働していないって…。
さほど多くない乗客が降りると、改札口の引き戸が閉められた。
駅舎。なんだかさびれた食堂のようなたたずまい。
弘前の夜の街へ
駅近くのドーミーインにチェックイン。
アサインされた部屋は、どうやらバリアフリールームだった模様。トイレがやたら広かった。
ブラタモリも終わったので、街歩きに出かける。
横丁街、「かだれ横丁」にいってみる。入り口には立派なねぷた。
繁華街。「リトル東京街」だって。
結局、ホテルの近くの「わらじ屋」に。女将さんがいろいろと気を使ってくれて、楽しい。日本酒の「じょっぱり」に、
刺身をいただく。
さらに、もう一本。
じゃっぱ汁。暖まる。
店の作りはこんな感じの民芸調。
ビルの通路が複雑につながって、一つの繁華街になっている。
ドーミーインなので、夜鳴きそばをいただいて本日終了。