急行「もりよし」
角館駅からは、秋田内陸縦貫鉄道に乗る。大人の休日倶楽部パスでは乗れないので、乗車券をに購入する。終点鷹巣まで1,700円。今日は11時過ぎの急行列車「もりよし」に乗るので急行料金320円が別途必要なのだが、一日フリー切符だと急行にも乗れて、2,000円。なので全線乗るならこちらのほうがわずかに安くなる。乗り降りする予定はないし、一度下りたら次の列車までは時間があるし、フリー切符の恩恵はあまり受けないのだがそれを購入。
プリンターで印字されて出てきたのにはびっくり。日付はスタンプ。
高校の時の東北鉄道旅行の時には乗れなかった(関心もなかったかもしれない)角館線と阿仁合線を第三セクターでつないだ路線。開通時には豪華なサロンカーが急行だったはずだが、今は普通の三セク共通仕様の車両だった。
角館駅には車庫があり、何両かの車両が留まっている。
これが今日乗る車両。1両編成だった。
ラッピング車両も多い。
雪見酒
出発進行! ボックスシートにほぼ一人ずつの入り。
急行だがワンマン運転、しかし案内役のアテンダントのおばちゃんが乗務している。車窓の案内が面白い。雪見酒と相成った。
なんとなく天気が怪しくなってきた。
角館線の終点、松葉を過ぎて新線区間。5.6kmあるという十二段トンネルで雄物川水系から米代川水系に移る。直線のトンネルなので、中間部では前に出口の明かり、後ろに入り口の明かりが見える場所がある。
阿仁合線の終点だった比立内駅で反対行きの列車と行き違い。何やらお座敷列車のようだ。ラッピングは「叉鬼=マタギ」だった。行きは相当深い。
阿仁川に沿って
ここからは米代川にそそぐ阿仁川に沿って下ってゆく。阿仁合線の中心駅、阿仁合駅に到着する前には絶景の鉄橋が。
阿仁合からは田園風景を駆け抜ける。
雪景色と気に残された柿の色がきれいだったのだが、写真ではなかなか再現できない。腕が悪いせいだろう。
合川駅で最後のすれ違い。
米代川を渡って、鷹巣に到着。次はもっと乗ったり降りたり、温泉に行ってみたりしたいな。