

元旦である。時差の関係で6時ごろ目が覚める。今日は何をしようか。市内にいるのは物騒なので、クワイ川の鉄橋を見に行こう。時刻を見ると7:45トンブリー発の列車がある。これに乗ることにしよう。あわてて身支度をして、6時半ごろホテルを出発。2番の赤バスで王宮広場へと向かう。バス停への道すがら、カウントダウン爆弾で壊れた電話ボックスを発見。くわばらくわばら。
朝なので空気は涼しい。ノンエアコンの赤バスでも十分快適だ。それに道もガラガラ。20分ほどで王宮広場に到着する。
タープラチャンから渡し舟でトンブリーへ。駅は500mほど先に移転している。
↓旧駅舎。堂々としたものだが。

この一帯は再開発が計画されているらしい。線路がはがされたりして廃墟化しつつある。そこに、放置された蒸気機関車を発見。この辺も上手く保存して活用すれば面白いのにね。
↓廃車

線路沿いを駅に向かっているとエンジンの音がして機関車がやってきた。乗るべき車両を入れ替えているようだ。ディーゼルカーだと思っていたら、客車なのにちょっと驚く。
市場が見えたころ、トンブリー駅に到着。駅のそばには市場、というのは定番のようだ。ただし、ここは駅は駅、市場は市場できちんと別れている。元の南本線の始発駅という面影は全くなく、ホームは1本だけ、発着する列車もカンチャナブリー方面2往復のほか数えるほどだ。チケットを買う。100バーツもする。ガイドブックでは3等で30バーツ弱だったはずだが…。
↓国鉄からのおしらせ

この線に限り、外国人観光客には特別料金がかけられているようだ。ガイドブックには意外と載っていないように思うので、ご注意を。それでも普通の3等車、エアコンが付くわけでもないのだが。