
列車がホームに入ってくる。意外と長い編成だ。そこに正月というのに?たくさんの人が群がって乗り込む。車両は18メートル級かと思われる。車内は昔懐かしい木製の座席。と言っても、高校時代の東北旅行で1回ぐらいしか乗ったことはないが。
↓三等車車内

ボックス席に誰かしらは座っている状態で出発。隣のボックスには、日本人の熟年三人組が座っている。天井では扇風機ががんがん回っている。元本線の癖に、レールはへろへろ。前回乗ったメークロン線とあまり変わらないぞ。そのくせ、隣の引込み線はコンクリート枕木に弾性締結装置という全くちぐはぐな設備投資だし。やがてスピードが上がりバンコクの下町を抜ける。この風景はメークロン線と共通だ。
やがて、比較的大きな鉄橋を渡る。見覚えのある風景だ。前々回に来たタリンチャン水上マーケットで子供たちが飛び込んでいた鉄橋だ。こっち側の線だったとは知らなかった。鉄橋を渡ったところで小さな駅に到着。帰りはここからバスに乗ると便利だな。
窓は全開。窓から乗り出して外を見ることもできる(出しすぎに注意)。朝の空気はさわやかで寒いぐらいである。最初は進行方向を向いて座っていたが、寒くなってきたので反対側に座る。これを何度か繰り返していく。
やがて進行方向右側から立派な複線が近づいてくる。南本線だ。そしてタリンチャンジャンクションに停車。ここからは、複線、自動信号、重軌条、コンクリート枕木とたいそう立派な線路の上を走る。ぼろ客車といっても結構なスピードを出して走る。ロングレールなので、ほとんど揺れもない。複線の線路同士の間隔が結構広い。面白いことに、駅でもないのに上下線の間をつなぐポイントが所々に設置されている。追い抜きなどに使うのだろうか。それに、対向列車がほとんどないのもせっかくの複線がもったいない。一回だけ、夜行特急とすれ違ったっきりだ。
駅に停まるたびに何人かが入れ替わる。そしてバンコク出発1時間後にナコーン・パトム駅に到着する。沿線でも大きな町らしく大勢が乗って来た。やはり、王様の黄色いシャツを着ている人が多い。ガイドブックによると、世界一高い仏塔があるというが、果たして、駅を発車すると、すぐ左手に仏塔の尖端が見えている。なるほど。ここからは単線になる。
さらに30分後、分岐点に到着。ここからは南本線と別れ、ローカル線の旅となる。車内はほぼ満席。物売りのおばちゃんたちも大活躍だ。
↓三等車車内

ボックス席に誰かしらは座っている状態で出発。隣のボックスには、日本人の熟年三人組が座っている。天井では扇風機ががんがん回っている。元本線の癖に、レールはへろへろ。前回乗ったメークロン線とあまり変わらないぞ。そのくせ、隣の引込み線はコンクリート枕木に弾性締結装置という全くちぐはぐな設備投資だし。やがてスピードが上がりバンコクの下町を抜ける。この風景はメークロン線と共通だ。
やがて、比較的大きな鉄橋を渡る。見覚えのある風景だ。前々回に来たタリンチャン水上マーケットで子供たちが飛び込んでいた鉄橋だ。こっち側の線だったとは知らなかった。鉄橋を渡ったところで小さな駅に到着。帰りはここからバスに乗ると便利だな。
窓は全開。窓から乗り出して外を見ることもできる(出しすぎに注意)。朝の空気はさわやかで寒いぐらいである。最初は進行方向を向いて座っていたが、寒くなってきたので反対側に座る。これを何度か繰り返していく。
やがて進行方向右側から立派な複線が近づいてくる。南本線だ。そしてタリンチャンジャンクションに停車。ここからは、複線、自動信号、重軌条、コンクリート枕木とたいそう立派な線路の上を走る。ぼろ客車といっても結構なスピードを出して走る。ロングレールなので、ほとんど揺れもない。複線の線路同士の間隔が結構広い。面白いことに、駅でもないのに上下線の間をつなぐポイントが所々に設置されている。追い抜きなどに使うのだろうか。それに、対向列車がほとんどないのもせっかくの複線がもったいない。一回だけ、夜行特急とすれ違ったっきりだ。
駅に停まるたびに何人かが入れ替わる。そしてバンコク出発1時間後にナコーン・パトム駅に到着する。沿線でも大きな町らしく大勢が乗って来た。やはり、王様の黄色いシャツを着ている人が多い。ガイドブックによると、世界一高い仏塔があるというが、果たして、駅を発車すると、すぐ左手に仏塔の尖端が見えている。なるほど。ここからは単線になる。
さらに30分後、分岐点に到着。ここからは南本線と別れ、ローカル線の旅となる。車内はほぼ満席。物売りのおばちゃんたちも大活躍だ。