18歳ぐらいの時にこの映画に出会ってしまった。
a Spike Lee joint
Do the right thing.
タイトルを直訳すると正しい事をしなさい的な意味である。
この映画は当時かなりセンセーショナルな旋風を巻き起こし、ただただかっこいい!黒人ラップかっこいい!ぐらいの薄っぺらい感じだったと思う。
ちょうどその頃はうんざりするぐらいヒップホップブームだったし。
fight da power!
とパブリックエネミーがシャウトすれば一緒に拳をあげてシャウトするみたいな。そんな勢い。
主人公はピザ屋の店員。
お気楽なヒップホップが流れてるそんな映画ではないのだ。
そこはさすがスパイクリー、ただの映画では終わらせず。
まじかよ。
そんな終わり方だ。
この映画に限らずスパイクリーと言う人の映画の一つのベースとなっているのは人種差別。
私がその頃、韓国の友人と旅行して感じた物である。
日本にいて日本で生活していると人種差別ダメッ!なんか言っても言ってるだけに等しい。
そう言う現実でこの映画を見ると色々感慨深い。
黒人、白人、アジア系、イタリア系、フランス系、アラブ系、全ての人たちの全ての問題である。
結局最後はみんな仲良くやろーぜ的な事なのかも知れないけど。
ムナクソ悪いったらないのだ。
しかし、それは皮肉な事に世界のどこかで起きている現実。
ヒップホップだけじゃない。
この映画を今見て欲しいのである。
私の中には常にこの映画が入っていて、日本にいても外国の方に普通に助けてあげたいと思っている。
そう常に正しい事をしなさい。
allway do da right thing!
なのである。
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