バリ時々晴れ

旅行と日常

Princeと言う人

2019-10-01 19:29:55 | 日記
一番最初に聞いたのは多分KISSだったかな。


なんて癖の強い。


何かわかんないけど癖になる。


ラジオで聞いてすっかりハマっていた。


その頃は学生だったのでCDも買えず、ラジオでひたすら好きな曲が流れるのを待つ日々。


プリンスを沢山聞きたいと思っていた。


そして月日が過ぎて、


社会人になり、CDも買える様になり、ファーストアルバムから何枚か買って聞いてた。


何だこの人!


音楽のジャンルなんて関係なく、何でもあり。


凄い人だと思ったのと同時に、聞いていて飽きなかった。


Lovesexyかな?


全ての曲が一曲になっていて飛ばせない様になってて、最初から最後まで律儀に聞いていたものです。


さすがプリンス曲なんか飛ばさず全部聞けと。


そして月日が更に過ぎて、


ふとしたきっかけでプリンス好きが集まり、夜な夜なチャットをしてた。


全く会うことはない、いわゆるネットだけの仲間である。


お互いのハンドルネームで呼び合う、それは土曜日の夜に行われる。


今度のリスチャ何のアルバムにしますか?


リスチャとはリスニングチャットの事。一枚のアルバムをせーの!で同じ時間にかけてあーだこーだ言うチャットである。


Lovesexyにしますか?


いいですねーー。


とこんな具合である。


そしてそのチャット仲間より教えて貰ったのが、この画像のOne nite aloneと言うアルバムである。


これは、プリンスのファンクラブの人たちだけに配られた未発表曲だけのCDである。


これを頂いた。


ごめんなさい、プリンス。


ファンクラブでもないのに聞いてしまって。


でもこのCD四曲しか入ってないけど全部好きな曲。


きちんと商品化されてないので荒削りなところがあるがそこがまたレア感を感じていいのである。


その時の仲間たちにお礼を言いたい。


本当にありがとう。


また何か機会があったらグループLINEでリスチャしましょう。


プリンスと仲間たちの話である。

二年前に行ったベトナム。番外編。

2019-09-24 19:42:36 | 日記
私とガイドさんの話を書きます。


H.I.S.でもれなくガイドさん付きで観光が出来るとの事で初日に申し込んでた。


本編で書いてたH.I.S.ホーチミン支店に行くと、


まぁ、冷たいお茶でも飲んで待ってて下さい。

そうカタコトの日本語で言われてベトナムで流行っているグリーンレモンティーのペットボトルを貰った。


甘いけど初めて飲むレモンの入った緑茶はちょっと癖になった。


お待たせ致しました。


完璧な日本語に驚いて振り向くと、


松重豊?


にそっくりな私より背の小さいガイドさんがいた。


は、はい。


ホーチミン、初めてくるなぁ、意外と暑い。でもえぇじゃないか。


などと孤独のグルメ風ナレーションが私の頭の中で再生される。


まずは、大聖堂に行きますね。


はい。


ここから近いので歩いて行きます。


はい。


ベトナムの松重豊はバイクを怖がって通れない私を見た。


いつホーチミンに来たんですか?


昨日の夜中です。


怖い?


はい。


こんなの怖がってたらどこにも行けないですよ。


はい。


特訓。


はい?


ベトナムの松重豊はバイクがびゅんびゅん走ってる横断歩道を渡れるまでに特訓してくれた。


なかなか鬼教官である。


そのうちアウトレイジるんじゃないかとヒヤヒヤしてた。


合格!それと絶対にスマホは出さないで下さいね。


はい。


鬼教官ベトナム松重豊は笑顔になると次はフォーを食べに行きますと言った。


来た!ベトナムの孤独のグルメが見れる!


ワクワクして車に乗り込んだ。


ほど近い場所にフォー24はあった。


チキンとビーフどっちがいいですか?


ガイドさんと一緒でいいです。


私は食べません。


え?


ここで待ってますね。


がっかり、なんか適当にチキンフォーを頼んで貰った。


一人で待ってるとベトナムの松重豊が来た。


このバジルを入れると美味しいですよ。


はい。


パクチーは入れない方がいい。


嫌いですか?


私はベトナム人だけどパクチーは苦手。美味しくない。


ふうん。


言われた通り入れて食べた。パクチーは残した。


チキンフォーはあっさりしててペロリと食べた。


フォー24を出てベンタイン市場に向かった。


ベトナムの松重豊は市場では何も買わない方がいいし、食べない方がいい。と言った。


なぜ?


ぼったくられるし、お腹痛くなる。


はー。


お店も沢山試食して欲しいものだけ買えばいいよ。


はい。


正直、こんなガイドさんはあまりいないのではないか。


面白い人だった。


まだいるのかな?




二年前に行ったベトナム。最終日。

2019-09-22 06:47:52 | 日記
アプリで入れてる緊急地震速報の音で目が覚めた。


ベトナム時間朝4時。


日本時間朝6時。


宮城県沖である。


妹にメール。


地震大丈夫?


は?何でわかんの?


地震速報とNHK。


ベトナム4時じゃない?


うん、まぁね。


早起きだね。


時差ボケするタイプだね。時差があってもちゃんと日本時間に起きちゃう。


いやたったの2時間だから。


一応時差扱い。


今日はどこに行くの?


とりあえず朝はスタバ。それから、どうしようか。


バインミー食べないの?


あー忘れてた。お昼に行ってくるわ。


じゃあね。


はい。


感想教えてね。


はーい。


とこんなメール内容である。


裏のビルの大型ビジョンが写る頃だ。コンフォート柔軟剤とかなんかよくわかんない保険会社とかまぁ、見てるだけで面白い。


ベトナムでやってるベトナム語吹き替えの韓流ドラマを見る。


さっぱりわからん。

まぁ、でも旅の醍醐味である。


シャワーを浴び、ルームメイク担当のお姉さんに挨拶をして、今日はルームメイクしないで下さいと言って、トイレットペーパーとタオルを貰い、部屋に戻り、スタバに行った。


オーダーの仕方も慣れた。


顔を覚えられて名前を言わなくてもカップに名前が書かれた。


ベトナムも悪くないな。


と思った。正直、韓国やバリ島よりは断然治安が悪いけどでも嫌いじゃない。


仏教の国だからなのかな。


Wi-Fiの接続時間が終わりホテルへ戻る。


少し帰る準備をして、またホテルを出る。


酔い止めを買いに。


仁川ホーチミン間で大揺れして正直怖かったのだ。


もう酔いたくない。


Google先生にベトナム語で酔い止めと入れて出てきた文字を書き写し、それを持って行った。


2錠30円。


これだけが頼みの綱だ。


30円だけど、これに頼るしかない。


大事にバッグにしまって、部屋に帰る。


現在お昼。


バインミーの店は14時半に開店する。


とりあえず、近くのセンスマーケットに行こう。


コープがあった商業施設だ。


なーんにも買わずに出てきた。


あまり魅力感じねー。


偽物のナイキやアディダスのスニーカーがそんなに欲しいわけでもなく。


バイクでごった返すホーチミンの街を歩く。


回りを見ると女性の一人歩きは私だけではなく、なんなら欧米の女性の一人旅は珍しくない。


アジア人は私だけかも。


ま、いいや。


そのままバインミーの店の前まで何とか歩いてきた。


Googleアースで何度も通った道だ。


迷わず来れたのが奇跡。


Googleアースすげー。


ローカルの人たちに混じってオーダー頑張った。


夢のバインミーである。


ベトナムに来た目的の一つ。


甘いいい香りがする。


と、


ガチャーン!!


車とバイクの衝突事故。バイクのお姉さんが倒れている。


大丈夫か?でも車道に出たら危ないな。


様子を見てると車の運転手が出てきた。


もういいや、お姉さんは起きあがって話をしてるし大丈夫だろう。


なんか嫌な気分になり、ホテルへ戻る。


センスマーケットの近くのファミマで飼ったお水を出して、バインミーを食べる。


MTVからはベトナムの暗いラップが聞こえる。


つまんなくてチャンネルを替える。


がぶりと一口。


沢山の味がした。


何種類かのハム、玉ねぎ、レタス、コリアンダー、人参あと何が入ってるかわからないがとにかく美味しい。


フランス統治下にあっただけフランスパンも外側カリカリ、中フワッとして本当に美味しい。


ベトナムまで食べに来た甲斐がある。


日本で175円でこのボリュームとクオリティは出せないだろーと思う。


お腹いっぱいになり、少し昼寝。あまり寝てしまうと帰りの飛行機で眠れなくなる。


と、


気がついたら18時。


かなり寝た。


チェックアウトは21時。



とりあえずシャワーを浴びた。


そして、チェックアウト。


空港まで送って貰い、アシアナ航空のチェックインも済ませ、保安検査で靴を脱がずそのまま通ったらめちゃくちゃ怒られて、ゲート前まで。


途中お水とスナック菓子を買ってきた。


さてと、


ゲート前の椅子に座り、少しスナック菓子を食べ、酔い止めを飲む。


あと四時間もある。


そんな事を考えてからの記憶が全くない。


寝てしまった様だ。


一時間ほど。


ベトナムの酔い止め強い。


ぼーっとしながら搭乗。


機内食に全く手を付けず、三列占領してまた横になって、熟睡。


揺れたのか?揺れないのか全くわからないまま、仁川に朝7時に着いた。


仁川から仙台。


風が強くてなかなか着陸出来ず時間がかかったけど、無事到着。


自宅に帰れたのは夜の8時。


日本の寒さが少し寂しかった。








韓国を知らずに韓国に行った話。南大門市場で迷子になるの巻。

2019-09-17 19:39:05 | 日記
もはやタイトル適当になってる。


ま、いいや。


あり得ないがもしこのブログが出版社の目に止まって書籍化みたいになったらきちんとタイトル直しますので。


さて、銀行で普通ではない待遇を受けて、そのまま南大門市場に向かう。


途中で小柄な女性に会った。


ミスユーさんだよ。今日はこれから彼女と旅するね。


宜しくね。


ミスユーは私に日本語で話してくれた。私はこのミスユーが旅をしていくうちに大好きになった。物凄くやさしくて、ハングルの全くわからない私をちゃんと通訳してくれるし、物凄く頼れる人であった。


市場に行きますね。


ミスユーは日本語うまいですね。


勉強しました。


偉いですね。


ミスユーは微笑んだ。ぶっちゃけ友人の父がミスユーとどんな関係なのか?なんて野暮な質問はしたくなかった。聞いたところで何になる?だから最後まで聞かなかった。


南大門市場の全く場所がわからない大衆食堂で昼食をとった。


プルコギって日本で言うすき焼きに似てますね。


私は言った。


ミスユーはお肉もっと食べなさいと私のお皿に沢山乗せる。


なんか親戚の叔母さんの様だ。


妙な安心感。


ここは韓国だ。


と、昼食を食べ終えて帰る時トイレに行きたくなった。


お父さん、すみませんトイレどこですか?


ミスユー一緒に行ってあげなさい。


ミスユーが私のところに来た。


ケンチャネ、ミスユー大丈夫だよ。


そう言って教えて貰ったスルメ屋さんのトイレを借りた。


スルメ屋さんの軒先にはスルメが山積みになってて茶トラの猫がリードで繋がれていた。


それを覚えていた。


トイレから出た。


あれ?猫がいない。あれ?どこから来たっけ?こっち?


迷った。



あーやってしまった。よりにもよってこんな混雑した市場で迷うなんて。


ミスユーに待ってて貰えば良かった。


後悔した時はもう時すでに遅し。


それを見てた市場のおばちゃんが私を見てハングルで何か聞いてくる。


理解出来ず。


I'm lost.


一か八か英語で言ってみた。


おばちゃんは私の手を引っ張って一緒に探してくれた。


約10分後、お父さんが私を見つけた。


大丈夫かい?


大丈夫です、スルメ屋のおばちゃんが助けてくれました。


カムサハムニダ。


おばちゃんは笑顔で店に戻る。


おばちゃんはどこか誇らしげに店に戻る。


お父さん一体何者?


ミスユーはそれから私の側にいてくれる様になった。


ダメだよ。ここの市場私でも迷うもん。


友人は言う。


ごめんなさい。


謝る事ないですよ。


ミスユー。


市場での買い物をミスユーに値切って貰って夕方にホテルに帰った。


ミスユーはまた明日ね。


そう言えば言って別れた。


謎の女性ミスユー、また明日会えると思うと嬉しかった。


次回、韓国滞在最終日、ブルーハウスで銃を持った兵士にビビるの巻。




韓国を予習しないで韓国に行った話。銀行で特別室に通される編。

2019-09-16 20:22:46 | 日記
次の日の朝。


お父さんがどうしても食べさせたい朝食があるから一緒に行こう。


友人が私を起こした。


咳をしながら起きた。


まだ直ってない。日本にいても咳はなかなか直らない。歯を磨いてナツメを一つ頬張る。


窓から外を見ると空気はどんよりとしてて、都会のいかにもな空気でお世辞にもキレイとは言えず。


ハングル語のニュースを見てた。


何を言ってるかさっぱりわからないけど何故だか最後の天気予報は好きだった。季節的にキムチを浸けるタイミングを教えてくれるキムチ予報も大好きだった。


今日はキムチを漬ける最高のお天気ですハムニダって言ってるのかな?


あら?ばかにしてる?


冗談だよ。私には最後のハムニダしか聞き取れないから。


私もだよ。


なんか少し安心した。


お父さんが来て三人で街にくり出す。


辛いから食べれるかな?


お父さんが言う。


何これ?試されてる?


いやそうではないらしく、お父さんが日本人をよく連れてくるそうだが誰一人そのまま食べた事なく、お水入れたりして薄めて食べてるらしい。


その大衆食堂みたいな場所に着いた。


こう言うローカルな食堂。


大好き。

ここはね、朝はメニュー一つしかないんだよ。座ってれば勝手に出てくるんだよ。


お父さんが言った。


座ってると本当にスープとご飯のセットが来た。


お父さんはまた食堂のおばちゃんに私を紹介してる。


たくさん食べてね。


と多分ハングルで言ってると思われる。


ご飯をスープに入れるんだよ。ご飯にスープかけるのは行儀が悪い行為。まぁ、僕にはどう違うのかわかんないけどね。


お父さんが言う。


でも郷に入れば郷に従え。言われた通りにスープにご飯を入れる。


食べてごらん。



お父さんと友人が私を見る。



辛い、いや旨辛い。ご飯に染み込んでたまらん。このもやし、豆もやし、日本のより美味しい。あれ?このレバーみたいのは何だろう?ふわふわして臭みの全くないレバーの様だ。


どうだい?


食べるのに夢中になり、何も言わなかった。


マシイッソヨ。めちゃくちゃ美味しいです。特にこのフワフワしたレバー??めっちゃ美味しいです。


良かった良かった。こうやってそのまま食べて貰うのが一番嬉しいね。



いや美味しいです。



レバー美味しい?


美味しい。こんな臭みのないフワフワしたレバー初めて食べました。


実は、この私が美味しいと言っておかわりしたレバーと思われた物、帰りの飛行機で友人がボソッと言った。


朝食で美味しいって沢山食べたレバーあったじゃん。


うん。


あれレバーじゃないんだよ。


え?


美味しい美味しい言ってるから言いづらかったけど、


何よ。



牛の血の塊。


ふうん。


驚かないの?



だって似た様なもんじゃん。



さすが驚かないんだね。



美味しい方が勝ってしまうね。また食べに行きたいもん。


凄いわ。


と本当に美味しい食べたい方が勝ってしまって食べない手はないのだ。これは私の一種の特技かも知れない。


さて、朝食を食べ終えて、


銀行に来るかい?


はい!


何か適当に返事したけど大丈夫かな?



銀行に着くと何かわからないけどお父さんと離ればなれになって友人と私だけ違う応接室みたいなところに通された。



何だろう?なぜここなの?


友人に聞くと、


お金引き出してるからじゃない?


軽く言う。


銀行の人が梅茶とお菓子を持ってくる。


銀行にお茶飲みに来た訳ではない。


この梅茶めっちゃ美味しいよ。


友人が言う。


いや、これって普通なの?日本でもなかなかないんじゃない?え?梅茶って何?美味しいの?


飲んでみた。


アルコールの入ってない梅酒の味でほのかに酸っぱい。


おいしー。

でしょ?いつも私一人で待ってるから今日は楽しいよ。


ここに?一人で?


うん。ねー、韓国の銀行探検しない?


うん。


二階の応接室を出て、一階の普通の日本と同じ所謂銀行に来た。


日本も韓国も同じだなー、とそんな事を考えてた。


でも応接室に通されてお茶やお菓子を貰う事はないな。


よっぽどのお得意様なんだろーな。


その後にすぐ会う韓国の女性がその考えを更に確実にする。



次回、南大門市場で迷子になって半泣きで助けて貰う編。

お楽しみに。