ちょっとコンビニでお菓子でも買って帰ろう、とか、ちょっと「百均」でゴミ袋買わなくちゃとか、晩のおかず用意しないと、とか明日の朝のパンなかったなあ、とか、そのたびに、精算したあとレジではレジ袋が使われています。
このレジ袋、1枚削減すると、石油の量にして約18.6ml(ほぼおちょこ1杯分)、ガソリンの量にして約4.5ml(コーヒー用のフレッシュミルク1個分)の節約になるのだとか。100枚ならば、ガソリン約450mlの節約。リッター30㎞の燃費の車なら約13㎞の距離。
※テイジンさんの広告から得た情報です※
これを「たったそれだけなんだ」ととるか、「けっこうすごいことになりそう」ととるかは個人の自由ですが、どう受け取るかによって、ひとりひとりの行動も違ってくるんですよね。「たったそれだけ」と思えば、レジ袋のことは減らせば環境にはいいんだろうけどと思いつつもそれでおしまい。でも、「けっこうすごいことになりそう」と思ったとしたら、次は、レジをするときに「袋持ってますから」「袋はいいです」と、断れるように、何か袋を持って歩こうと思うはず。
最初に「袋いいです」っていうの、ちょっと気恥ずかしい感じがしました。たいしたこと他にしていないのに私はエコしてます、みたいに宣言するようで。でも、エコの取り組みの始まりは何からでもいいのです。エコバックとか持ってないし・・・というかた、いいんです、前にもらったレジ袋を持っていけば。そのうち、それよりだったらかわいいの持ち歩こうって思って、マイエコバックを用意するようになる。気に入ったのを見つけるまでは、前にもらったレジ袋でいいんです。
おたねは、エコバック歴は何とか5年くらいになりますが、その間、レジ袋を1枚ももらっていないわけでもなく、しょっちゅう袋を忘れて、レジ袋のお世話になってます。それに、引越しのときは、このレジ袋が強力なお助けになりました。もともとあまり量がなかったので、わざわざそれこそ「百均」から買ったくらいにして・・・それでも、世の中にレジ袋が浸透したときのように、今度はレジ袋はたまに急なときにレジからもらうもの、というのが常識、という意識が浸透していけば、かなりなパラダイムシフトのきっかけになるのだと思う。
最近は、かわいいエコバックよく売ってます。初期のころはいわゆるバック型のものしかありませんでしたが、いわゆるレジ袋そのままの形のポリエステル繊維のエコバックも多数見かけるようになりました。各企業でもよく配布するので、雑誌の付録とかでもらったことのある人も多いはず。
あとは、日本ならではの「風呂敷」。おたねはまだ風呂敷使いではありませんが、お気に入りの風呂敷は持っていて、ちょっと目上のかたに何か持っていくときに出して使っていました。でも、友人が仕事の書類を風呂敷に入れて、颯爽と持って歩いているのをみて、若い女性が品のある風呂敷を持って歩いてるのはステキだなあと思いました。風呂敷は、何でも包める魔法の道具。結び方のアレンジによっては粋な使い方もできます。自分はそんなに買い物しないし、エコバックはよりは風呂敷のほうが使えそうっていう方がいるかもしれませんね。