『はちどりのひとしずくーいま、私にできること』より
さて、1ポトリはCO2を100g減らすことの出来る単位で、1日4.2ポトリ減らそう!という話の第3弾です。 なんのことか、はぁっ?っていうかたは、 先にこちらの記事を・・・
今回は、ゴミのリサイクルの話です。モノはつくるときはもちろんのこと、処分するのにだってエネルギーが使われるし、温室効果ガスが出てしまいます。温室効果ガスの排出を減らすには、まずゴミそのものを減らすこと。使い捨てのモノをできるだけやめて、モノを長く大切に使うように心がけることは、“私にできること”のひとつです。
循環型社会形成推進基本法という法律のなかでは、廃棄物処理やリサイクルの優先順位を(1)リデュース(ごみを出さない)、(2)リユース(再利用)、(3)リサイクル(再資源化)、(4)熱回収(サーマルリサイクル)、(5)適正処分―としていて、ゴミをださない、モノを長く大切に使うという意味のリデュースを最も優先するよう定めています。
レジ袋1枚(15g)をもらうのをやめる・・・0.9ポトリ
食品トレーを10枚リサイクルする・・・・・1.0ポトリ
ワンウェイビンをやめて、リターナブルビンを使うと1本あたり・・・2.0ポトリ
スチール缶を2本リサイクルする・・・・・・1.0ポトリ
ペットボトルの使い捨てを1本やめる・・・1.4ポトリ
リターナブルビンとは
一升びん、ビールびん、牛乳びん、清涼飲料びんなど繰り返し使用されるガラスびんのこと。小売店を通して回収された後、酒類・飲料・調味料メーカーで洗浄され、中味を詰めて再び商品として販売される。
しかし、70年代以後、中小商店の労働力不足が端緒となって、リターナブルな社会システムそのものが崩壊し始めた。
ヨーロッパでは、リターナブル容器としてペットボトルが使用されているが、日本の代表的なリターナブル容器は、ビールびんと一升びんである。90年代の始めには、一升びんの回収率は85%、ビールびんは95%と言われていたが、2000年までの間に出荷量は急速に減少してしまった。ビールびんは平均で20回以上、一升びんは6~7回程度、再使用される。