出るといつも買っているシリーズもの。京都・舞妓モノではあるが主要人物たちが高校生の年齢ゆえかドロドロ感皆無!むしろ爽やか。そしてほのぼの読める作品。
グルメ漫画としても食べものがとっても美味しそう。13巻はから揚げとトマトのめんつゆ漬けときゅうりの叩き醤油漬けとご飯 という置屋の夕食メニューから始まる。
桃のシロップ漬けや、ハンバーグやら京都篇のメニューもイイし青森篇に出てくる『思い出メシ』も味わい深い。
まかないさんであるキヨちゃんちの定番、おばあちゃん作の大根の味噌漬を入れた上に味噌を塗って焼き上げたダブルミソおにぎり。
幼馴染みの健太に、キヨちゃんが子供の頃から作ってあげているゲン担ぎのパン耳ラスク。
13巻では舞妓であるすーちゃんの想いびと・健太に対するすーちゃんの恋情が甘酸っぱい巻!
もーねー、すーちゃんが可愛い可愛い…すーちゃんは健太には好きな人がいるのも承知でそれでも好きという無私の状態。正直、途中の巻までは んん?『百合』?って思うくらいキヨちゃんに対する愛が溢れまくっていたすーちゃんだったけどそういうんじゃなかった。ごめんすーちゃん。キヨちゃんは特別は特別なのよね。しかしこれは16歳17歳くらいの人物だから描けるやつだわ。少年誌だし。
(少女漫画のほうが恋愛描写はもっと生々しいかもしれない)青森グルメも挟みつつ京都の習俗も分かるこの漫画を読むとホッとする。
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