アイデアリズム idealism daydream

音楽トリビア/五線譜とピアノロール

 小学校や中学校の時、音楽の授業があったと思います。ただ、

なンか五線譜(楽譜)が全然読めないよ~

 っツー事で音楽アレルギーになってしまう事もあるでしょう。
 そんなわけで、今回は「取りあえずコレが楽譜と言うモノだよ」と復習してみるテストなのです。

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 近頃のパソコンの音楽ソフトには「ピアノロール表示」が出来ます。

 ピアノロールとはザックリお話しすると「オルゴール」と同じく、

音の高さと長さ+時間

 だけで表す楽譜の事です。
 非常に分かりやすい反面「紙に書くと恐ろしく大量になる」という弱点が・・・。
 例えば普通のピアノは88鍵あるンですが、ピアノロールにすると音の高さだけで88個用意しなくちゃいけない・・・という事に。

方眼紙が一体どれだけ必要なんだよ・・・
・大体、音を紙に書くと言う事自体に無理がある?!

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 そこで考えだされたのが五線譜です。
 音の長さは音符(♪とか)で表し(鳴らさない場合は休符[お休みの記号]で表す)、音の高さは基本的に5つの線で表そう・・・という事で、かなりコンパクトに紙へ書けるようになりました。
 コンパクトになった分、ある一定のルールを作りましょうと。

小節線・・・演奏をしているうちにどこを弾いているのか分からなくなっては困るので、区切る線を付けて「演奏者にとって読みやすくするため」の線です。

拍子・・・リズムの事。小節線は拍子毎に書くと「演奏者にとってスイスイと読みやすくなる」ので、そのようにされている事がほとんどです。
 曲によって、例えば「音符の数が結構多い」時は同じような拍子で分割して書く事もあります(4/4拍子=>2/4拍子へ)。

・1小節・・・中に入れる音符や休符の合計数(時間)は拍子と合わせているのがほとんどです。例えば、4/4拍子(上の図)では「基本は1小節の中に4分音符を4つ入れて下さい」ということです。「8分音符を8つ入れる」「4分音符を2つ入れ、8分音符を4つ入れる」・・・etcでも合計の時間は同じなのでOK。

テンポ(BPM)・・・全体的な曲の速さを決めます。1分間に4分音符(♩)をどれだけ打つのか、というのが基本です。
 「♩=60」(60BPM)だと1秒間に1回、「♩=120」(120BPM)だと1秒間に2回、4分音符を打つ速さということになります。他にも「Andante(アンダンテ)=歩くぐらいの速さで=76~108BPMくらい」等、雰囲気みたいなテンポの書き方もあります。

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 まぁ、要するに上の図のような感じです。

 ちなみに今回使用した譜面(というよりも採譜。私が耳コピしたので多少間違っているかも知れない)は日本ファルコムのゲーム「太陽の神殿」オープニング曲"Temple del sol"です。iTunes Music Storeに無いのが悲しい・・・。

 どんな曲なのかは「太陽の神殿 midiでググって」下さい。
 私のアレンジでよければコチラ。それにしても、メロディをどうして「Fuzz Clav」にしたのか自分でもイマイチ不明です。
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