エレクトーン(電子オルガン)と再会

2009年08月15日

　初盆の際、田舎に帰ったのです。

いやぁ、懐かしいなぁ・・・エレクトーン(電子オルガン)だよ

　小さい頃、私と妹は一時期エレクトーン教室に通っていました。教室に通わなくなって、弾かなくなったので田舎に置いていたのです。

　無性に弾きたくなって2時間くらい試してみたのですが、

だめだ・・・指が固まってるし・・・

　いやぁ、長い間弾かないでいると出来なくなっちゃうモノですねぇ、と「引退したスポーツ選手」みたいな事を苦し紛れに言ってみたり。

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　あの頃は「ドラゴンクエスト」がブームでした。

　すぎやまこういち氏作曲のOP(オープニング)テーマ「序曲」とED(エンディング)テーマ「フィナーレ」をよく弾いていました。

　「序曲」は比較的簡単な曲ですぐに弾けるようになりましたが、「フィナーレ」は複雑で非常に難易度が高く、

・先生が楽譜を読めない

・先生が弾けない

　と緊急事態が発生してしまいました。

　

　楽譜自体が「メロディとコードだけ」と少し端折った書き方でした。

　エレクトーン自体が「一つのパートだけを演奏する楽器」ではなく「主要な全てのパートを演奏する楽器」という事、ゲーム音楽の楽譜自体が当時かなり珍しかった事もあります。

　取りあえず転調やコード移行が激しいこの曲に頭を悩ます先生です。

「この△とか○、-とか+・・・イロイロあるンですけれど、どういう風に弾けば良いのですか?」

「んー、先生もよく分かんないんだけれど・・・」

　エレクトーンの先生は「本業はピアノの先生」という方が多く、こういう楽譜(ピアノの楽譜はかなり細かくて"メロディとコードだけを書く"のはあまり無い)には不慣れのようです。

　結局、「先生の予想の弾き方」を記憶しておいて練習し、なんとか弾けるようになったのですが(子供の私にはとても難しく、3ヶ月くらいかかったような気がします)、あの時の予想が本当なのかどうか今でも分かりません。楽譜無くしちゃったし。

ま、それらしく聞こえたからOK?

　そんな感じで。