http://www.nhk-ondemand.jp/program/P201000059300000/#/0/0/
http://www.nhk.or.jp/harvard/index.html
内容のあらすじは主に
- ビンラディン殺害についてアメリカは正義だったのか否か
- もしあなたが"アフガニスタンの戦場"にいる兵士で怪しい山羊飼いを見つけたら殺すか否か(実話に基づいたアニメーション入り)
- もしあなたが"アメリカ同時多発テロ"時の国防長官だったらジャンボジェット機を撃ち落とすか否か(実話に基づいたアニメーション入り)
ナンダカンダ言って面白いのは日本人学生の反応。アメリカや中国の学生は結構「票が割れる」というか「個人的な色々な意見」が出される中、日本は「どっちかにミンナが傾く」「しかもブレてる」感じがとてもソレらしいのです。
例えば最初の命題「ビンラディン殺害」については、日本の学生達は「正義ではない」「ビンラディン氏は国際法で裁かれるべき」と言っておきながら、2番目の命題「怪しい山羊飼い(単なる民間人かもしれない)」と3番目の命題「突っ込んでくるジャンボジェット機」については「軍として山羊飼いを殺しちゃうのは仕方なし」「突っ込んでくるものは撃ち落とす」・・・と、(軸が)ブレにブレちゃってる点とか。
もちろん、究極の命題なので模範解答など無い質問ですが、ただ、
こんなにブレちゃう(ように見える)って事は国際社会で「日本人は分からン」と言われても仕方ないよなぁ・・・(日本人の私としては気持ちは分かるけれど)
と、思ってみたり、かといって「善悪どっちなのか?」という命題なのに、
どうせ悪人なンだから(裁判等で)税金を使うのはもったいない、とっとと皆ブッ殺してしまえ
と、おチャメ発言の中国人学生ウーさん(正確な名前は忘れた)に、各国というか同じ中国人学生の皆さんからも苦笑が起こりつつ・・・となんだか、 そんな今日この頃。