アイデアリズム idealism daydream

任意の話し合い 只今のお仕事はデザイナー その18

前回から

2005/06/25

2005年6月24日 PM8:30~

待ち合わせ

 以前にもある通り、2005年6月21日には「金曜日(2005年6月24日)に貸金の弁済をしたい」と連絡を受けていました。
 夕方(PM6:43)に債務者へ電話してみると、PM8:30にファミリーレストランで話し合おうという事になりました。

 給料支払請求の話も当然あると思われたので、私と同様に辞めさせられたプログラマーさんにも同伴してもらうことにしました。労働基準監督署の監督官さんのすすめもありましたし、なによりも私は債務者に対して結構態度を硬化してきているので「万が一何かあった場合」の事を考えた時、一人の場合だと少々リスキーということもありました。

「本当に時間通りに来るのかな?」
「分かんない・・・」

 以前このような約束をした時には何十分も待たされました。今回はPM8:30までに来なかったら時間の無駄なのでサッサと帰ろうと思いました。PM8:30という時間、ファミリーレストランという待ち合わせ場所は債務者が決めたものです。もちろん私は無理強い等はしていません。自らの約束が守る事が出来ない人に対して話をしても無駄ですから。

 今回はちゃんと時間通りに債務者が来ました。少しは話を本気で聞くようです。早速私から話を切り出しました(給料だけでなく貸金についても話し合いました)。

給料支払請求について

 給料支払請求については私の債務者は「会社の人間」と言う立場です。

私:「労働基準監督署へ今日行きました。監督官の話では"6月27日(来週の月曜日)に支払をすることと、私に対して残りの全額134,000円の支払をする"と会社側は言っているということだそうです。
 しかし、私に支払う給料の残高は172,190円+年率14.6%の遅延損害金だと6月6日に決まりました。
 判決で既に決まった事に対して、どうして今頃になって根本的に覆そうとするのですか?」
会社:「・・・1ヶ月分が132,000円で、丸1ヶ月分だから・・・」
私:「いや、私も(訴訟の際に)ちゃんと計算していますよ。(元本は)172,190円です」
会社:「・・・ああ、計算違い。今日は計算する時にバタバタしていたものだから」

(しばらくブツブツと計算をする)

会社:「140,000円?・・・」
私:「あのー、もうどちらにしても172,190円と決まっているのだから、それを払ってもらわないと困るんですけれど。既にコッチで計算しているし、判決も既に出てるし」

(何故か突然支払期限の話に変える)

会社:「まぁ、あわないというのがあるのだけれど、今まで支払がズルズルとなっているんだけれど、今はウチが大変なときだし、でも支払はしていこうと思う」
私:「いやぁ、だけれど"払う"と言っても実際には払っていませんよね」
会社:「そうなんだけれど、ウチの抱えている問題もクリアにしていかないと、コッチも厳しい状態なので」
私:「私自身はこの通りに支払ってもらえれば良いんですけれどね」
会社:「まぁ、当然そういう風にやっていくのだけれど・・・」

(私が話を遮り、強引に話を元に戻す)

私:「では何故、労働基準監督署にはそういう風な、全然違う額とか言うのですか。私達を混乱させる気なのですか?」
会社:「ああ、単純に自分のミスです」
私:「ふうん・・・」

私:「ところでこの調書(給料支払請求事件 第一回口頭弁論調書/判決)はそちらに届いているのですか?」
会社:「届いています」
私:「なぜそこで労働基準監督署に(書かれている)額を言わないのですか?」
会社:「あー、それは、それとコレとは別と考えているのだが・・・アナタは同じと考えているのだと思うカモ知れないけれど・・・取りあえず支払したいのだけれど出来ない状態なのでそれは分かって欲しい」
私:「そんなデタラメな計算をしてもらったら困ります! ハッキリ言って! その調子でプログラマーさんのもしているのですか?」
会社:「プログラマーさんのはきちんとしています」
私:「間違いないのですか?」
会社:「間違いないです」

私:「それで(結局)いつ支払があるのですか?」
会社:「明日、という事で話だったのだけれど、週明け! 月曜日」
私:「明日なのですか? 週明けなのですか?」
会社:「週明け! 月曜日」
私:「6月27日ですよね?」
会社:「6月27日。そういう風にさせてもらえるように向こうの方で段取りをしている」
私:「いや、させてもらうように話をするんじゃなくて、もう(支払は)するんですよね?」
会社:「もちろんこれはしないといけない事なので・・・ただウチの方も裁判があって、"話している"というのはウチの方もそれには騙されているというのがあって・・・」
プログラマーさん:「アナタと別の会社の事と、私達とアナタとの事は全く別の話!」
会社:「そうなんだけれど、それをきちんとしないと給料の支払が出来ないと言うのが現実なんだよ。いま損害賠償という事で話をしている」
私:「ふうん・・・」

(私自身少し話を変えてみた)

私:「この判決によると172,190円ではそれだけではまだ足りないんです。私は遅延損害金も請求しているので、6月20日現在で190,945円です。元本は172,190円だけれど、6ヶ月も(ほとんど)支払っていないじゃないですか。正確に言うと6月20日現在で146日です。労働基準法により請求します」
会社:「支払が遅くなっているのは本当に申し訳ないと思っているが、これ(遅延損害金)はちょっと自分では今直ぐにはうんとは言えない」
プログラマーさん:「うんと言えないんじゃなくて、これは(既に)決まってるの。法的に。裁判をされているので分かっていらっしゃると思うのだけれど、分かっているのにも関わらず(弁論期日にアナタは)来なかったのだから」
会社:「ああ、こちらの手違いで・・・別に逃げているわけではなくて、手違いで行かれなかったので」
私:「うーん、もう別に裁判に来るとか来ないとかは終わった話なのです。コレは既に決まった事です。労働基準監督署も私もコレはもう決まった事なのだからと認識しています。いきなり(この場で)額を覆されても困るわけでして。いきなり元本が低くなるという根拠も無いし」
会社:「これは本当に計算間違いで、監督官の人と話をしているときはちょうど他の事をしているときで正確な数字が出せなかったため、後で連絡するということにしていたのだが、そのまま会わずじまいになってしまっただけで」

私:「ところで会社のサーバーは今は動いているのですか?」
会社:「今ちょっと不具合が出てメンテナンスで」
私:「どうしましょうか。計算自体が結構複雑なので・・・6月27日で算出した額をどのような形で連絡しましょうか? 電話でも良いですか?」
会社:「電話でも良いけど」
私:「いつ電話しましょうか?」
会社:「じゃ、月曜日にでもまた」
私:「別に明日でも良いですよ」
会社:「じゃ明日にでも」
私:「それでは明日にでも(電話します)」

給料支払請求についての話はここで終わりました。次は「貸金・取立金請求」の話になりました。

つづく

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