アイデアリズム idealism daydream

骨董品コレクター達人事件

やっす、どもどもども。

諸君にあっても21世紀へ持っていくものを決めつつある事だろう。

身一ツで行くぐらいがカッコイイとも言えるが、一方でどうしてもやたらと持ち込もうとする人種がいる。

それがコレクター。

「コレクター・ユイ」もファーストシリーズの再放送2回目でどーなッてるンだNHK!? という感じもするが、今はそれを語る時ではない。

問題はガラクタ収集だ。

コレクションとは、数そのものが質を伴う傾向がある。

たくさんある、という事も重要な要素だ。

一個ではつまらない物も、100個あればお宝ともなる。

しかしながら、ゴミはたくさんあればある程単に邪魔になる。

他人の理解を得られないもの程、ゴミ度は高くなる。

空き缶コレクターとか。

捨て看コレクターとか。

東京湾岸に勝手にイカダを組んでエンジン・コレクターと称してスクラップの山作って周辺住民やら都職員から逃げ回るとか。

ザ・ゴミじゃん。

産業廃棄物そのものでなくとも、エラそうに床の間にフンぞりかえってる骨董品サマも果たしてどうか。

道具としての出番もなく、資産価値も定かではなく、訳の分からぬ内に増殖していたりはしないか。

またオーナーにしてからが、既に収集のヨロコビを見失い、義務的回収と化して、泣き言を言いながら集めてたりして。

「ならやめろよ」

誰もがそう忠告するだろう。

しかし、しかし、それができたら何でこの世紀末ギリギリまでフンばってコレクションするだろうか。

それは、病気だ。

否、のろいだ。

「そンなもン、ゴミ箱ポイポイのポイよ!」

そのゴミ箱をあさるに等しい者共に、このセリフは空しい。

イニシャライズしても元に戻らないンじゃないか。

ゴミ度が高い程、のろいは深い。

「オレが集めなくて、誰が後世に残す!?」

そンな、色々と見失った使命感にかられた者をなンで止められよう。

正規品は企業が己の歴史として残すだろう。

だが、パチモンは誰が伝える?

書籍は国立国会図書館が保存する。

しかし、同人誌を誰が子孫へ言い伝える?

「機動戦士ガンダム」は伝説となるだろう。

それなら、「メタルファイター・レッドバロン」は都市伝説か?

誰かがそれを担わなければいけない、そンな時ッてあるンじゃないのか。

黒歴史に全てを埋めてしまう訳にはいかない。

そンな人達がいたから、イヤ、そンな奴ばっかりだったから、マウンテンサイクルからは、ザクだのカプールだの、マニアックな物しか出てこなかったンじゃないか。

もっと、リック・ドムとかゲルググとかにしといてくれれば良かったのに。

他人が残した パチな命をこの手のひらで 明日に残そう

Believiing a sign of Z beyond the hard times from now.
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