[前回から]
2012年01月06日
前回からあれやこれやとやっていても全く起動の気配が見えないiBookG4君。
そこで最悪「データの救出」と言うことでバラバラに分解してHDDを取り出すことにしました。
(バラバラに分解したiBookG4君の図)
それにしてもiBookG4の分解って難易度が高いよなぁ・・・
(基板の裏面の図)
(問題の箇所の図)
ところで、インターネットを検索していたら「iBookにははんだ付けがまずい部分(クラック=割れ)があって、それを直したら起動するカモ」的な記事を発見したので、それをまず試すテストなのです。
問題の箇所はDVD/CD-Rコンボドライブの線の下のチップにあるとか。
(線は両面テープで貼り付けてあるだけの図)
コンボドライブの線は両面テープで貼り付けてあるだけなので、ペリペリとはがすだけでOK。勢いよくはがすと部品も一緒にはがしかねないので、ゆっくりとはがすのがコツ。
(問題のICチップの図)
(1円玉と比べてみるの図)
それにしても問題のチップは非常に小さく、周りにもたくさんの部品があって、はんだ付けの難易度は激ムズ。
取りあえず、周りの部品をはんだごてで焼かないように「マスキングテープ」で養生するのです。マスキングテープ自体は100円ショップ等で手に入る物でも十分です。
(はんだモリモリの図)
(はんだ吸い取り線の図)
なんかクラックしている気がしない・・・と思いつつ、チップの足が細すぎて一つ一つはんだ付けすることが難しいため、「一気にモリモリはんだ付けをし、余ったはんだは吸い取り線でギュッと吸い取る」というワイルドな方法をとることにしました。
良い子はマネしないでね~
(やっとはんだ付けが終了の図)
久々のはんだ付けだったので結構楽しかったよ・・・
(結局HDDを取るハメに・・・の図)
はんだ付けは終了したのですが、起動しないという問題自体は直らず、結局当初予定していたとおりHDDを取り外すことになりました・・・。トホホ・・・。
(処分することにしたiBookG4の図)
2003年10月25日に購入してからおよそ10年間、毎日使っていたiBookG4君。
君とともに歩んで楽しかったよ・・・と感慨ひとしおの今日この頃。