碇シンジと甘えたい私 その5

2005年8月15日

　前の仕事での給料が少しだけ入りました。
　そこで私は「CR新世紀エヴァンゲリオン」を少しだけしてみました。今回は、通常絵柄(2、4、6、8のいずれかの絵柄を揃える)が1箱当たっては1箱使い、1箱当たっては一箱返しというような不思議な台でした。パチンコは「確率変動」と呼ばれる「大当たり(最低2回はあたる状態:1、3、5、7、9のいずれかの絵柄を揃える)」にならなければ勝てません。通常絵柄で当てて元手を作り(一箱大体2000発ある)、確率変動を狙うというのが「勝つ」やり方です。
　私が勝ちたいと思うのは「たくさんのイベントが見られるから」。ただそれだけでした。

　1箱当たっては1箱使い、1箱当たっては一箱返しというような不思議な台。延々と同じ事の繰り返しが1時間くらい続きました。段々となんだか作業をしているような、そんな気がしてきました。結局少しずつ負けていって気がつくと財布の中は4,000円程になっていました。
　「新世紀エヴァンゲリオン」自体は好きでしたが、それ以前になんだか自分の好きだった物とは違う感じに見えてきました。

こんな事ばっかして、気を紛らわすのはもうやめよう・・・
私がやりたい事、やらなければならない事はこれではないはずだ

　ギャンブルだという罪悪感もありましたが、なによりも「何もかもが上手くいかないからって、こんな事ばかりしていたら悪循環の繰り返しだ」とこの台が教えてくれているような気がしました。
　そんな簡単な事に気がつくまで思えばずいぶん時間もお金もかかったように思います。

　今日は終戦記念日。60年前、日本が第2次世界大戦で泥沼の末にボロ負けして、生まれ変わった日でもありました。