僕がこの世界を切り離してしまう前に・・・

2008年09月01日

・今日は防災の日で各地域で訓練が行われる模様
・首相が突然の辞任表明
・NGOで活躍していた人が殺され無言の帰宅

毎日毎日、飽きもせず何かしらワーワーはやし立てたり騒いだりしてる
人の生き死にをなんだと思っているのだろう

　ニュースや新聞等は極力見ないようにしています。胸に突き刺さってくる感じがたまらなく嫌だから。

「地球より人の命が重いなんて嘘だ。だってこんなにも、はかなく、たくさんの命が失われてしまうもの」
「死ぬ気があればなんでも出来るなんていうのも嘘だ。どんなに努力してもどうしようもないことだってあるもの」

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　一方でまるで娯楽のような感覚で「ワーワー言ってる"それ"」を見てしまう時があります。そんな時に思う事。

私の中に凶暴なところとか残忍な悪魔か鬼か、そういう心の闇の部分があって絶えず血に飢えているのだ

　とも。

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　何かの本の中で「早く帰ってきてね、僕がこの世界を切り離してしまう前に・・・」という一編が頭から離れない時があります。

　あらすじは・・・DV(ドメスティックバイオレンス)で虐待され乾ききった心を持った友達を主人公の「僕」がなぐさめる。僕がなぐさめた時だけ友達は"本当の心"を取り戻す。けれど、僕も友達も(子供のためか)結局どうする事も出来なくて、僕自身も夢や希望が見いだせずリストカットを繰り返してしまう・・・というものでした。

　今の私はまだそこまで重篤ではありません。
　対処療法と言えど病院へ通って投薬を受けているからかも知れません。また訴訟や弁済が"箍"になっていて「まだ自分を傷つけたり死んではいけない」と自身に言い聞かせる根拠になってもいたりもします。

・夢とか希望、面白いと感じる事などを生き甲斐にするのではなく、義務で生きているんだなぁ・・・私は
・ただ生きたいと願う人々が大勢いる中で、一応、私は五体満足で生まれ育ちながらもどうしてこんなにも「さびしさ」や「悲しさ」「不安」「不満」「焦燥感(イライラした感情)」「怒り」「息苦しさ」等のネガティブな感情や感覚になってしまうのだろう

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　時々ぼんやりとしていると色々な事があふれるように思い出されて、とっくの昔に枯れたはずの涙が出てきたりしますが、

そうやって自身のストレスを溶かして洗い流しているんだね

　と冷ややかに自分を見ています。

　私がいてもいなくてもこの世界は何ら変わる事も無くあり続けます。広大な世界の中でたった一人の小さな自分。無力で何も出来ない自分です。

　冷たいものを口にして歯が痛くなったり、たまに怪我をして血を見ると「ああ、まだこの世界で生きているんだなぁ」とチッポケなアイデンティティを感じる事があります。

でもね、早く自分自身を見つけなきゃ、私がこの世界を切り離してしまう前に・・・

　と、オーバーラップ気味の今日この頃。