無類のペンギン好き民族=日本人。と言われる日本人には向いてるかな。
確かに生まれたてのBaby皇帝ペンギンはリアルぬいぐるみのようにかわいさ最上級である。。。。でも、だんだんふてぶてしい姿に。
ファミリー向けに、ペンギンさんは~みたいな話がされてそうだけど。。。。
もちろん、軽いタッチでの生態について、一つ一つが納得いく説明はされていたけどね。
まぁ、ただ、私ほどの人となると、物足りなさが際立ってちょっと、もっとドラマティックにしあげてくれた
動物番組のドキュメンタリー
のほうが、良かった構成と展開を思い出した。
これでもかなり過酷ですが、もっと過酷なんだよ!皇帝ペンギンの生き様って。
なんだろう、この程度で分かったふりされるのが、彼らに失礼な気がするわけよ。
後、フランス製だからなのか?2000年代でこのフィルムの質感って・・・・
前に観た「いのちの食べ方」っていうのに似てるフィルム質感。
賛否両論な父・母・子の台詞ナレーションについては
まぁ、あってもそんなに違和感なく観れました。これについてはフランス語の音の響きが一つの技術的要因とみなせて好い効果でしたよ。
ドキュメンタリーなのに、漫画チックになってしまう点がもったいない。
夏に観ると涼しげでイイのに、と思ったけど、案外、冬に観たほうが良い作品。
我々の感じる寒さなんて、彼らに比べたら屁みたいなもんやろ、って感じで、
皇帝ペンギンに負けないように生きなければならない、と思える事は間違いない。
あんまり語られてないけど、ペンギンの足のアップ画が多くて、けっこう好い。
ちょっとグロテスクな足の様から、彼らがどうしてこの地に辿りつき、生き、進化し、厳しい環境との闘いで全種が絶えないように生きてる神秘について
改めてより探究したくなるものである。
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