1. Takin' Off
オープニングに相応しい。幕開けにむいてる清々しい黒リズム。
アルバムジャケットにも表れてるSpacyさ。
--------------------------------------------
2. Heart Of Fire
Funk色とPOP色を混ぜた楽曲。ノリよくUPに。
なかなか多重な技巧を活かした極太FUNKソングが良いね。
--------------------------------------------
3. Does It Feel Good
(1980) R&B #76, UK #52をマークしたシングル曲
先ほどのUpテンポは落としたものの、ディスコソングならではのリズム。
アレンジと、リズムがとても心地よい。夏っぽくて好きｗ
--------------------------------------------
4. Give Up The Funk (Let's Dance)
(1980) R&B #24, Dance #22, UK #52のシングル曲
カイリー・ミノーグのStep Back In Timeのイントロの元はこちら。併せて聴くとよりアがる。
まさに、ディスコソング！こういうFunk色が入ったディスコソングは大好き。
歌ものじゃなくて、Jazz Funk Sesssionでインスト曲なのもいい。
--------------------------------------------
05 Closer
素晴らしいメロディだな。ゆったりとスムージーかつメロディアス。
８０年代前半アイドル歌謡にありそうなリズム。Bridgeからのサックスもムーディ。
--------------------------------------------
06 Have Some Fun
２年前のディスコトレイン番組の収録時の最初の曲に使用されてたり、割と番組ではこの曲多く使用されてる。
ディスコ王道なんだけど、軽くノリつつもNewJackSwingに通じるメロディテンポとリズム。
Bridgeからの各楽器のSessionはとてもアガル！大人Cool!
--------------------------------------------
07 Better Late Than Never
素晴らしいバラードメロディ。にアレンジ。あっという間にバラードタイム突入かと。
ルパン３世のBGMにありそうな音が出てくるしｗ
--------------------------------------------
08 Funk Theory
バラードで締めず、FunkPOPな今曲で終わるのも素敵。
こちらはザ８０年代！な歌謡調だけど、これまたBridgeからのSpacyな音使い！
アルバムジャケットの画と１曲目とラストのこれで繋がってるわけだ。と改めて思う曲。
--------------------------------------------
総評：
アルバムタイトル：１９８０を掲げた、当時の新時代への意気込みが楽しい１作。
８０年代調の新しさを入れながら、基本はまだまだ７０年代末のディスコ調がベースでどの曲も作られてるので
とても楽しい。
もともとは７０年代初頭のファンクバンドだから、ファンク色が濃厚なのは当然として、
やや、白っぽいPOP色が出てきてるあたりが、８０年代のAOR調に昇華してるってところかな。
やっぱりアレンジが最高やわ。
まだまだ生楽器録音と、ボーカルもフェイクかかってないから、
現代音楽のEDMに飽きたら、この年代の作品がとても斬新！に聴こえる。
でもどこかで、ディスコ時代の終焉も感じさせるんだよなぁ。これ。
また、曲の配置の順が良いのか、あっという間に最後の曲に行きつく感じ。
まぁ、８曲っていうだけで、そんなに。って思うほど、一曲一曲の嗜好が楽しめるってことだな。
新時代の幕開け。を意識したのか、これまでを踏襲しつつ、モダンな音も入れて進化。
いいねぇ。当時のまったく斬新なAORに行くか、ディスコ調で行くかって時代だったと思うけど、
まだギリギリディスコ勢力強い年代だから、好いバランス。
非常にアッパーな１曲があるわけじゃないんだけど、
全体的にとてもまとまりつつ、１曲１曲を味わいたい内容なアルバムなのが好印象。
新年の幕開けに。
陽気かつ、エネルギッシュで、斬新なものをめざした感がありますね。
まさに２０１５年の最初の今ブログ第一弾。
２０１５年もどうぞよろしくお願いします。
■http://idolhappiness.web.fc2.com/
