I-feelinブログ

RX-7(FC3S)ツインオイルクーラーのトラブル

先日、RX-7(FC3S)ツインクーラーを取り付けした車輌のその後です。

8/14の日中に仙台ハイランドを26周も走ってピークはこの温度。

この時の仙台市の予報気温は最高気温29℃/最低気温21℃


水温94℃、油温103℃

で、気を良くしたオーナーさんが翌々日に袖ヶ浦を走っていたら・・。

お電話があり、エンジンオイルが漏れたと・・。
何かが、破裂した様だと・・。

レッカーで、車を持って行く様指示したので宜しくとの事でした。

レッカーが到着して、車を降ろし、点検するとホースに妙な膨らみを発見
メカさんがサクサクとフィッティングを外すと・・。

ホースが破損していました。

原因は、恐らくエンジンの振れに対して、ホースのたるみが少ない事と配管位置が若干悪かった事によりサーキットでのエンジンの加減速に等によりエンジンが振れてホースの一点に無理がかかり、最終的に破断したと思われます。

ノーマルのFC3Sの純正のオイルクーラー本体はゴムマウントで固定されており、経年劣化を起こすと必ず、フィッテイング取り付け部が破損しオイル漏れを起こします。

今回の事で改めてエンジンの振動や動きに関しては侮れない事を教えて頂きました。


フィッティングを外したホース。
明らかにホース変形が・・。


ホースを外すとこんな膨らんでいます。

この位置ですがフィッティングを装着されていて、ホースが見える直後のこの部分に膨らみがあった事からフィッティングで固定されていない部分にエンジンの振動によるストレスが掛かったモノと思われます。

イメージとしては薄い、アルミパイプ等を手でコキコキ曲げていると折れる現象。


ホースを覆っているメッシュをめくるとこの様に裂けていました。


配管位置を調整し直し、ホースには以前よりもう少しゆとりを持たせ、振動で一点集中での破損をしない様に外側に保護材を被せて対策いたしました。

今回のトラブルによりオーナー様並びにサーキットを走られていた方、サーキットのスタッフの方にご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。

アイフィーリン

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